直流電機と交流電機、2つの国鉄型機関車が入線しました。黒磯あたりでないとありえない並びですが。
どちらもすでに何両も在籍しているのですけどねー、何だかつい増備してしまう。
まずはED75貨物色。かつては東北本線、常磐線の貨物輸送の主力機でしたが、EH500の登場であっさり置き換わりました。直流電機はいまだ国鉄型が残っているのと比べると早すぎる引退でした。
幼少時より貨物列車の牽引で飽きるほど見てきましたが、そういう車両に限ってロクに実車写真が残っていないのですよね…悔やまれます。
模型の方は、以前よりラインナップされていた1000番台のリニューアルというところ。目玉はM-13モーター搭載で、あとはヘッドライトは実機に近いウォームホワイト色。
ED75はTOMIX車の中でも最大クラスのフライホイールを搭載しているので、加減速は非常に滑らか。滑らか過ぎて停車位置をオーバーランすることも。
他の1000番台はM-9モーターなので本来なら重連は望ましくはないですが、このフライホイールならズレを吸収できる気がします。
屋根上機器とルーバー部に色差し。
小さいながら実車通りハイパワーなので、長編成でも楽に勾配を登ってくれてストレスなく運転を楽しめます。TOMIXのED75、79シリーズは安定してて良いですね。
続いてEF64-1000番台 復活国鉄塗装。現行の貨物所属機の国鉄塗装車ですね。
EF64-1000番台はプロポーションが素晴らしい。お気に入りの機関車なのに、実車の運用はどんどん西の方に移ってしまい、首都圏でも見る機会がほとんどなくなったのが残念です。
ポイントは角に丸みのあるクーラー。他の部分は、パンタグラフが金属製に戻りました。やや動きが硬めですが、以前のプラ製は耐久性が酷かったのではるかにマシですね。車体は既存の同型機と大差なし。
こちらもM-13モーターのため、M-9搭載車との重連運用は注意が必要です。まぁ全部M-13に更新すれば済むのですけどね、もう少しモーター安くならんものか。
実車写真。今年2月の山陰遠征時、備中川面にて。模型も同じ1044号機としました。381系と共演させましょうか。
屋根上クーラーを見ると確かに角に丸みがありますね。細かいなぁ。