鉄分補給

毎日鉄分補給。Feの方ではなく。

撮影記録 秋田〜青森縦貫2023/1(5)

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黒石駅ラッセル車両を十分眺めたので弘前へ戻ります。

 

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弘南鉄道の主力車両デハ7000系は東急からの譲渡車で、一部内装は当時のままになってます。


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東横お好み食堂…昭和を感じますなぁ。

天井の扇風機も残ってます。おそらく現役。

だいぶ前に只見線に乗りに行った時の冷房更新前のキハ40系を思い出しました。真夏でしたが奥只見の風の清涼さはクーラーに勝るものでしたね。


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弘前に戻ってきました。

さて次は大鰐線に乗りに中央弘前へ…の計画でしたが、どうやら大鰐線でもラッセル車が走行しているらしいとの情報入手。

なのでまた予定変更。奥羽本線に乗り換え、隣の石川駅へ向かいます。

 

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貨物の時間が近かったので駅撮り。EF510-4。


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国鉄機を追いやった新型、という点ではEF210と同じなのだけど、こっちは撮りたくなる…好みの問題とはいえ何故なのか、自分でもよく分からんなぁ。やっぱり寝台列車の牽引実績(500番台の方だけど)があるからだろうか。

 

石川駅から徒歩数分。

 

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大鰐線奥羽本線が交差するポイントへ。

かつて寝台特急「あけぼの」下り最終列車がここを通過する時、ラッセル車が待ち構えており惜別の汽笛を鳴らしたとか。


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待つ合間に色々写点を変えてみる。


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さて本番。ゆったりとした速度でやってきました。


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ここで雪を跳ね飛ばすシーンを見れたならば圧巻でしょうね。…その雪の直撃を受けることになるけど。


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機関車はED22-1。1926年ウェスチングハウス製とこちらも大ベテラン。産業遺産コンビが二組も現役……高崎車両センターもビックリの動態保存?っぷりですな。

 

さて、このラッセル車もいずれは引き返してくるはずですが、日も傾いてきたので撤収。


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近くの平川に架かる鉄橋で撮影。


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先ほど撮影した跨線橋を、大鰐行きが車体を輝かせながら渡る。


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大鰐駅に到着。

 

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跨線橋を渡り、温泉街方面の出口へ。JR駅構内と一部を共有しています。

 

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駅舎全景。ここも昔ながらの国鉄地方幹線主要駅の様式。

 

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駅前には足湯もありますが…


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せっかく温泉地に来たんだから足湯だけじゃ勿体無い!ということで、毎度の道の駅鰐come。冷えた身体を温めます。

駅から徒歩1分という抜群の立地。料金は大人1人510円で銭湯並みにリーズナブル。タオル類も有料レンタルできるので手ぶらでも問題なく、鉄道旅でも気軽に寄れます。鉄道なら湯上りで眠くなっても何とかなるし。


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温泉を堪能したらあとは帰るだけ…では勿体無いので、再び大鰐線に乗車、中央弘前へ。


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中央弘前駅

 

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駅舎内。ここも昭和の雰囲気が色濃く残ってます。古い駅舎ですが、これまで積み重ねてきた時間というか、人の営みを感じますね。ずっと居たくなる。


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…が、帰りの列車の時間が迫っているので早々に移動。徒歩で弘前駅へ。路線バスでの連絡もありますが、まぁ20分程度も歩けば着くでしょう。


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…などとタカを括っていたけど結構歩きました。早足で歩いても25〜30分弱の感覚、ちょい甘く見ていたか。ギリギリで青森行き列車に間に合いました。


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何とか19時台の上り新幹線に間に合いました。強行軍の遠征でしたが、秋田内陸線弘南鉄道を乗り通し、オマケでラッセル車も見れたのでなかなか充実した内容になりました。

 

(完)

 

遠征記録 秋田〜青森縦貫2023/1(4)

 

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乗り鉄旅の予定でしたがせっかくラッセル車が走っているので急遽撮影工程をねじ込みます。


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折り返しの列車の時間まで黒石駅をうろつく。小ぶりな駅舎ですが職員も配置されている立派な駅。


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折り返し列車で尾上高校前駅へ。駅名となった高校は少し歩いた先にありますが駅周辺には見ての通り…完全に通学専用の駅ですね。地方鉄道にとって学生の通学定期は貴重な収入源、シンプルな駅ですが重要ですね。

 

しかし見ての通り吹雪…さっきまで晴れてたのに。これでは岩木山の眺望は望めませんねー。しかもこの吹雪の中、どれだけ待てば良いのやら…

 

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と思ってたらいきなり来てるし?!


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待ち時間が短く済んだのは良かったものの、吹雪の激しいタイミングに…

 

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まぁ雪が無いとそれはそれで物足りないので良しとします。


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黒石方面へゆっくりと通過。

ということで黒石駅に行けばじっくり見れそうなので追いかけます。


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再び黒石駅へ。留置線に堂々と停車してました。

牽引する機関車はED33-3。1923年ウェスチングハウス製…なんと今年で100歳!まさに動く産業遺産。しかもまだ現役。これを整備運用されている弘南鉄道、メーカーの技術力には脱帽です。


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こちらはラッセル車、キ104。自走しないので機関車とセット運用。


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1929年苗穂工場製。こちらは94歳…産業遺産がコンビを組んで走っている。凄いことですよこれは。


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ラッセル車を十二分に堪能したので弘前に戻ります。

 

(続)

 

 

遠征記録 秋田〜青森縦貫2023/1(3)

 

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鷹ノ巣から奥羽本線弘前まで移動します。

カフカボックスシートの旅が終わり、ここからはロングシート


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大館で少々停車。


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駅舎が見当たらない…と思ったら解体されてました。駅舎の建て替え工事中ですね。

新駅舎はバスターミナルや市民交流センターなどが入る複合施設となるようです。大館駅は街の中心部から離れた場所にあり少々寂しい所だったので、これで多少なりとも賑わいが出てくるかな。

 

さらに北上します。

有名撮影地の白陣カーブの様子を見てみましたが、樹木の成長がさらに進んでました。車内から撮影地点が見えにくい状態なので逆も然り。有名アングルでの撮影はもう無理そうですね。


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津軽湯の沢駅。冬季は営業休止しており、ホームは完全に雪に埋まってます。


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大鰐温泉。あとでまた来る予定ですが、とりあえず今は弘前まで乗り通し。


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弘前着。こちらは東口。


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ここからは弘南鉄道弘南線に乗車します。これまで撮影は何度かしてましたが乗車は初。


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東急7000系のデハ7000。

 

弘前発車。のんびりした速度で走っていきます。

車窓を眺めていると…


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おお?ラッセル車


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何だか沿線に撮影者がいるなと思っていましたが、なるほどラッセル車の運行があったのか。

完全ノーマークだったので見れてラッキーです。


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平賀駅弘南線の主要駅で、車両基地が併設されています。


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なかなか規模の大きい駅舎ですが、農協と建屋を共有しているようです。地域の核となる施設と駅を組み合わせ、利便性向上と都市機能の集約を図る。先程の大館駅再開発も同様ですが、そういう街づくりをするとコンパクトでもまとまりのある街になるんじゃないかと思います。

 

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終点の黒石駅に到着。


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かつてはここから奥羽本線川部駅まで「黒石線」が通っていました。地図で見ると分かりますが黒石から奥羽本線に接続するには最短のルート。かつては奥羽本線五能線との直通列車もあったようですが、直通廃止や運賃計算の都合により、弘前〜黒石間の移動は弘南線に集中したため利用が低迷、1998年に廃線

廃線跡の一部は道路に転用されており、気づかずに通っていた道もありました。地図を見てると、廃線跡を流用した道路って何となく分かるんですよね。カーブが緩かったり、変な角度で他の道路と交差したり。

 

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さて、今回の遠征は乗り鉄目的でしたが、偶々見かけたラッセル車がまた戻ってくるやもしれません。乗車中に見繕っていた撮影に良さそうな地点へ移動します。

 

(続)

 

 

 

 

 

遠征記録 秋田〜青森縦貫2023/1(2)

 

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阿仁合駅で対向列車の到着を待ちます。

 

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特徴的な三角屋根の駅舎。腕下式信号機が残ってます。


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ホームも一面雪。


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阿仁合駅は秋田内陸線の主要駅で、車両基地が併設されています。


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対向列車が到着。オレンジ色なので8803かな。

鷹巣に向けて出発。阿仁合の手前で分水嶺を超えており、並行する川は米代川水系の阿仁川。


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阿仁前田温泉駅。温泉が駅に併設されているようです。入っていきたいけどダイヤが薄い…ので次の機会に。


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業務委託駅ですが有人駅が思った以上に多い。最近はJRも次々と無人化されてますが、やはり有人の方が安心感はあります。人件費問題はあるけど、例えば郵便局とか図書館など有人の公共施設を併設するなど、地域の拠点機能を兼ねることでカバーしている事例もあります。

秋田内陸線もご多分にもれず廃線&バス転換の話が出てますが、この積雪量では冬季はバス移動もままならないし、今後はバス運転士の不足も見込まれるのでバス路線すら維持できない可能性もありうる。鉄道は割に合わないからバスにしよう、と単純にはいかないでしょうね。


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米代川を渡り、終点の鷹巣へ。


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鷹巣駅に到着。JR鷹ノ巣駅の構内の一角にあります。


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駅舎は洒落た外観です。木材は秋田杉かな?


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隣接してJR鷹ノ巣駅。こちらは典型的な国鉄スタイル。秋田内陸線は「鷹巣」で、JRの方は「鷹ノ巣」で間に「ノ」が入ります。自治体の方は「鷹巣町」今は合併して北秋田市

JR駅名の「ノ」はどこから来たのか…?


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鷹ノ巣から奥羽本線にて、弘前方面へ移動します。

 

(続)

遠征記録 秋田〜青森縦貫2023/1(1)

今年の冬は例年よりも多く鉄道旅に出掛けました。年末年始の18切符旅で気分が乗ってきて旅欲?が出てきたようです。

 

そんなわけで18切符期間が終わった1月末に鈍行メインでプチ遠征。田沢湖線で秋田に出てから、秋田内陸線を経由して津軽平野まで北上、弘南鉄道の2路線を乗り潰す行程です。

 

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スタート地点の盛岡より、まずは田沢湖線各停の始発に乗車します。5:20発、眠い💤

秋田側に抜ける普電は1日たったの3本のみ、大半は県境手前までの区間運用です。これを逃すと次は14時台。選択肢が少なすぎる…


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701系5000番台の4連。


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が、後ろの2連は途中の赤渕駅までの回送を兼ねているので客扱いなし。貫通路も切り離しています。



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千鳥状のボックスシート配置。


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途中の赤渕駅で後ろの2両を切り離し。

まだ日の出前なので車窓はほとんど楽しめない…


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最初の目的地、角館駅に到着。

秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えます。乗り換え時間は5分程度。大都市圏でもないのだし、もうちょっと余裕のあるダイヤ設定にできないものか…


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登場時の塗装を維持したAN-8804形。吹き付ける雪によってヘッドライトも埋もれてます。

 

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車内は典型的なセミクロスシート。シートはけっこうフカフカで乗り心地は良好です。


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雪原の中をゆったり走る。少しずつ明るくなってきた。


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八津駅で角館行き列車と交換。


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並行する桧木内川に架かる鉄橋を通過。上路式トラス鉄橋ですね。


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こちらは下路式トラス鉄橋。

ついでにトラス鉄橋について軽く調べてみましたが、思ったよりバリエーションが多い。トラス鉄橋だけで一晩語れますね。


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難読駅名、笑内アイヌ語にルーツがあるらしいです。

この辺りはマタギの里…アイヌマタギといえばゴールデンなカムイにも登場しますが、色々と関わりがあるのかも。


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トラス鉄橋が多いですが形状は様々。

雪化粧した鉄橋を渡る姿を撮りたいですが、この積雪では河原に降りるのはムリでしょうね…


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モノクロの景色も良いですね。水墨画の如き、無駄のないシンプルな美しさ。

 

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この光景を見るだけでも、秋田内陸線に乗る価値がありますね。


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路線のほぼ中間地点にある阿仁合駅に到着。しばし停車します。

 

(続)

ダイヤ改正 2023

今年もダイヤ改正の時期が来ました。…最近はダイヤ云々よりは、どの車両が引退するのか?の方に注目してしまいます。

 

主だったものとしては北海道のキハ183系引退、上越北陸新幹線からE2系離脱、「ひだ」キハ85系運用離脱、和田岬線103系引退……が、個人的には651系引退が印象深い。地元でもよく見かけていたので引退は寂しいものがあります。

スタイリッシュかつ、正面に大型の電光掲示板を備えた大胆なデザイン。旧国鉄からJRへと新時代の到来を象徴する車両でしたねー

 

本格的に写真を始めた頃にはすでに常磐特急からの引退を間近に控えており、慌てて常磐線沿線に出向いてました。

 

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常磐線 高萩〜石岡


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常磐線 石岡〜高萩


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常磐線 松戸〜金町


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常磐線 高萩〜石岡


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常磐線 金町駅

 

交直流に対応し、東日本管内ならどこでも走れるので波動輸送用として残存を期待していたのですが、ここ最近はだいぶ劣化が目立っていたようで…。そういう点では185系や、リニューアル済とはいえ未だに主力を張る381系など国鉄車両はホントに丈夫ですね。

長期に渡り常磐特急のエースを張った651系、お疲れ様でした。

 

 

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北海道のキハ183系は、北斗星撮影遠征時に何度か撮影してましたが、何故かどれもピン甘ばかり…。

乗車もしましたが当時でもけっこう草臥れた感がありました。長距離運用でだいぶ酷使されたでしょうし、ここまでよく頑張った方ですね。

 

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キハ85系紀伊遠征の際に「ワイドビュー南紀」に乗車&撮影。JR東海にしては珍しく?景観性にも配慮された利用客へのサービス精神を感じる車両だと思います。

残念ながら「ひだ」は見に行けず。「南紀」の方も夏頃から置き換えが始まるらしくあまり時間はないですが、一部車両が京都丹後鉄道への移籍が決まったようで、今しばらくは頑張る姿を見られそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青函トンネル開通記念日

もう過ぎてしまってますが、3月13日は青函トンネル開通記念日とのことで、津軽線の記録を漁ってみました。

津軽線には夏場に「はまなす」撮影でよく通いました。合わせて485系・789系「白鳥」やキハ40系も撮れたのでなかなか楽しめました。


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津軽線 蟹田〜蓬田 789系


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津軽線 津軽宮田油川 485系3000番台


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同上地点 789系


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津軽線 蟹田〜蓬田 485系3000番台


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同上地点 789系

上下線合わせると「白鳥」はなかなかの本数で、車両・両数も様々で飽きずに楽しめました。東北では数少ない…というかほぼ唯一?の特急街道でしたね。

789系は津軽海峡線から撤退後は札幌近郊の運用に回りましたが、485系の方は定期運用を失いついには全車廃車、もう出会えなくなりました。まぁ仮に運用が残っていたとしても、そう長くはなかったでしょうが…


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津軽線 津軽宮田油川 キハ40系

当時は八戸所属車が運用に入っていたので盛岡色のキハでした。合間に国鉄車両の記録もできるというネタの豊富さ。

 

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津軽線 蟹田〜蓬田 ED79+14系「はまなす

前日深夜〜早朝の運転のため、撮影は春〜夏限定でした。曇ったり霧が出て台無しの日もあったようですが、自分の時は幸運にも晴天に恵まれました。


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こちらは廃止直前の撮影。牽引は基本的にED79単機ですが、たまに回送を兼ねて重連される時がありこちらも運良く巡り合えました。


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津軽線 蓬田〜蟹田 ED79+24系25型「北斗星

日の長い時期なら下り札幌行き「北斗星」も撮影できました。

 

現在はEH800牽引貨物の他は、701系、GV-E400系の普電がたまに行き交うだけで、正直あまり見どころのない路線に。以前はHB-300系リゾートあすなろ」が運行されてましたが、あんまり流行らなかったのか設定もなくなり、ついには車両ごと宮城、岩手方面に転用されることになりました。

追い討ちで蟹田三厩間は台風被害で不通になったことを契機に廃線の危機……貨物路線でもないし、残念ながらたぶんダメでしょう。

 

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ただ函館本線問題の如何によっては、津軽海峡線の貨物輸送自体の存続にも関わるので油断はできません。北海道〜本州輸送において輸送量ではトラック&船舶がメインではありますが、今後はトラックドライバーの不足が決定的。輸送手段の多様化・バックアップの意味でも鉄道輸送は国を挙げて維持すべきとは思うのですがね…

そもそも物流網を民間任せにすること自体がどうなの?という気もします。普通の国家なら主要な物流インフラは経済のみならず国防にも影響するので、必死に維持するものじゃないのかな。

 

北海道新幹線も当初見込みほどの利用はないようだし、青函トンネル自体も完成から35年でメンテ面の心配もある。もう1本掘るにしても大工事になるし…今後も安泰、とはいきませんね。