485系1000番台「かもしか・こまくさ」ひとまず入線整備を実施しました。
いつもの色差し・スミ入れ。ちょっと一手間かければ、これだけでも立体感が出てきます。
屋根上のパンタ周り。塗料の乗りがちょっと変わっていた印象…一部パーツの材質が変わったのかな?
スミ入れ塗料を拭き取る際に、少し塗料が残ることがあります。消しゴムで擦れば消えるのですが、うまく残すと煤や汚れのような表現になり、程よい使用感が出てきます。
そもそも実車が数十年も使われてきたベテラン車両だし、相応の使用感のある方が自然でしょう。
トレインマークも鮮やかでよく再現されていると思います。パーツ交換式のTOMIXと、転換式のKATO。どちらも一長一短ありますが、模型的な見栄えで言うと個人的にはTOMIXに軍配が上がりますね。
3連の編成を2本繋げた多客期「かもしか」
485系の先頭車同士の連結ってイレギュラー感があっていいですねぇ。臨時列車を除けば九州での「有明」「みどり」「ハウステンボス」などでも見られました。
「こまくさ」「かもしか」の並び。共演"車"は同時期にデビューしたE3系「こまち」、485系「いなほ」、701系、キハ40系列。朝には「日本海」「あけぼの」とのすれ違いもあったかもですね。
国鉄型とJR車とが新旧混在し、塗装変更や観光列車化など工夫に富んだ面白い時代でした。