鉄分補給

毎日鉄分補給。Feの方ではなく。

遠征記録 山陰・出雲2023/2(6)サンライズ出雲乗車

いよいよサンライズ出雲に乗車!

前回の乗車は2010年。餘部鉄橋に行くために乗りましたが、ノビノビ座席でした。特急料金だけで乗れるのでリーズナブルですが、快適に寝るとはいかず…。個室寝台利用は初。

 

f:id:tetsubun999:20230309202246j:image

この方向幕を見るだけでテンション上がってきます!


f:id:tetsubun999:20230309202258j:image

売店缶チューハイとツマミ、翌日の朝食を買い込んで乗車。車内販売はなく、途中駅も岡山駅以外はすぐ発車するので、事前の食料調達が必要です。


f:id:tetsubun999:20230309202249j:image

今回はB寝台シングル。

ほぼベッド分のスペースしかなく、あとはサイドボードと靴を置くスペースのみ。

 

f:id:tetsubun999:20230425001427j:image

以前乗車した「あけぼの」のオハネ24-550のB個室寝台。こちらも階段以外はほぼ寝台スペース。まぁシングルはこういうものですね。大荷物の人はちょっと狭いですが、乗車中はほぼ寝っ転がっているわけだし、これで十分。上段でなかったのが残念だけど、まぁ切符が取れただけでも奇跡ですので贅沢は言うまい。

今回の遠征は徒歩メインですが、当初計画では折り畳み自転車を持ち込み、撮影地への移動を楽にすることを考えてました。結局、納品目処が立たず諦めたのですが、もし持ち込んでいたらベッドに置くしかなく、まともに寝れなかったかもしれません。サンライズツインとか取れれば置けるかもですが、さらに切符確保が難関ですからね…

なおアメニティですが、B寝台シングルだと寝巻きに掛け布団、紙コップのみ。シャワー室もありますが、タオル等は自前で準備が要ります。

 


f:id:tetsubun999:20230309202301j:image

サンライズ瀬戸との連結部。岡山で編成を分割します。


f:id:tetsubun999:20230309202252j:image

今度はサンライズ瀬戸で四国遠征もいいな。道後温泉とかいいよね。まぁこちらも切符は争奪戦で容易ではないですが。


f:id:tetsubun999:20230309202307j:image

285系先頭車同士の連結部。


f:id:tetsubun999:20230309202255j:image

洗面所。


f:id:tetsubun999:20230309202304j:image

1階席なのでちょうど窓下枠の位置にホーム床面があります。

 

f:id:tetsubun999:20230309212931j:image

東京21:50発(東海道伯備線経由 寝台特急サンライズ出雲 出雲市行)

定刻通り出発。しばらく車窓を楽しむ。人々が寝静まる間に走り続け、目覚めれば見知らぬ街に辿り着く…この非日常感がたまりませんな。急行「はまなす」乗車以来の久々の高揚感、ずっと起きて味わっていたいですがまだ遠征1日目。明日からいよいよ本格的に動き回るので体力は温存せねば。

23:53、富士駅を発車。日付が変わる頃に就寝。

 

(続)

 

遠征記録 山陰・出雲2023/2(5)東京湾横断→サンライズ乗車

 

f:id:tetsubun999:20230309164957j:image

浜金谷駅で下車、ここで東京湾フェリーに乗り換えます。


f:id:tetsubun999:20230309164953j:image

駅舎は国鉄時代の雰囲気を残してます。駅舎も駅前もよくある地方ローカル線の雰囲気で、ホントにフェリーに乗れるの?とちょっと不安。


f:id:tetsubun999:20230309164949j:image

車1台分の生活道路を辿るとフェリーに乗り場に到着。まぁそもそもがフェリーですからね、鉄道からの乗り換えはあんまり想定してないのかな。

 

f:id:tetsubun999:20230309165932j:image

なお安房鴨川の時点でスタンプラリー達成なの。無事にコラボラッピングと景品のポストカードをゲットなの。

 

 

浜金谷→フェリーの乗り継ぎ時間は20分程度、ほとんど余裕はありません。フェリーを眺める間もなく慌ただしく乗船。


f:id:tetsubun999:20230309165000j:image

金谷港17:20発(東京湾フェリー)→久里浜港18:00着

金谷港を出港。船に乗るのは久しぶり。


f:id:tetsubun999:20230309164943j:image

ちょうど夕日が落ちる時間帯。良い眺め。

…でもダメだ、酔う(´Д` )  ゆったり揺られるのはキツい。足元が不安定で心許ない。鉄道も揺れますが、あちらは文字通り地に足をつけているが故の硬質的な揺れなので安心感がありますが、海はもうとにかく不安定…。震災の時の揺れ(免震構造ビルの高層階にいたので物凄く揺れた)と、その後しばらく続いた地震酔いを思い出しました。

翌日乗車予定の381系もよく酔いやすいとの評価を聞きますが、まだ船よりはマシでしょう。船乗りはよく耐えられるな…荒波の漁船とか想像しただけで酔ってきた。ホントに尊敬する。

対抗策として自らユラユラ揺れたりしたけど、あまり効果なかった…

 

酔いを忘れるべく景色を見て気を紛らわせていると


f:id:tetsubun999:20230309164936j:image

東京港方面からなにやら巨大な船が。空母みたいなデカさ。


f:id:tetsubun999:20230309164946j:image

どうやら大型の貨物船のようです。進路的にちょうど交差しそうだが…え、ぶつからないよね?


f:id:tetsubun999:20230309164926j:image

ほんの数十メートル先、目の前を通過していきました。なかなか見れない大型船、他の乗客も興味深そうに眺めてました。


f:id:tetsubun999:20230309164940j:image

何とも巨大なコンテナ船。大型の海洋コンテナが寸法ギリギリで何層も積まれてます。

船腹にはevergreen、船尾にはever eagleの文字。調べてみると、世界最大級のコンテナ船で世界4位の海運会社、台湾の長栄海運の所有…と、なかなか凄い船のようです。

また長栄海運の創業者は一代で大会社を築き上げた傑物であり、東日本震災の時には個人で10億もの寄付をされたとか。

 

しばらくコンテナ船を眺めていたらいつの間にか揺れに慣れてました。


f:id:tetsubun999:20230309164922j:image

40分ほどで久里浜港に接岸。何だかんだでけっこう楽しめました。

シャトルバスで京急久里浜駅に移動。


f:id:tetsubun999:20230309164929j:image

京急久里浜18:41発(京急 快特泉岳寺行き)→品川19:41着

けっこう疲れてきたので、そのまま特急で品川まで一気に移動しました。久しぶりの2100系。快適ですなぁ。

 

その後、アキバのヨドバシでカメラ備品を調達し、腹拵えをしたら東京駅へ。


f:id:tetsubun999:20230309164933j:image

さて、いよいよメインテーマその1、サンライズ出雲


f:id:tetsubun999:20230309165004j:image

さぁさぁ来ましたよ、サンライズ出雲!(この時点でテンションがおかしくなり挙動不審)

 

(続)

 

遠征記録 山陰・出雲2023/2(4)外房→内房線一回り

上総一ノ宮から引き続き外房線の旅。

 

f:id:tetsubun999:20230309011825j:image

初乗車のE131系。日光線、相模線にも配備されており、房総には2両一組の編成が配備され、最長6連で運用されてます。この日は最短の2連でしたが、ほぼ席が埋まる乗車率でした。

いつもこの程度の乗車率だと、4・6両編成の209系だと少し持て余しますかね。

上総一ノ宮13:40発(外房線


f:id:tetsubun999:20230309011811j:image

やや雲が多いものの晴れてよかった。


f:id:tetsubun999:20230309011758j:image

ある意味秘境駅行川アイランド駅。国道が併走してますが周囲に見当たるのは当のテーマパークの廃墟だけ……廃墟マニアには人気らしいですが。

 

f:id:tetsubun999:20230309152118j:image

小湊、という地名はけっこう見かけますね。安房などの地域名を冠していない小湊駅青い森鉄道線(旧東北本線)にありますね。東北の方が最初に開業した「小湊」駅なのかも。

 

f:id:tetsubun999:20230309152408j:image

上総一ノ宮13:40発(外房線)→安房鴨川14:44着

安房鴨川駅に到着。ここから先は内房線。列車はそのまま木更津まで向かいますが、10分ほど停車します。


f:id:tetsubun999:20230309011822j:image

E257系「わかしお」が到着。名門の房総特急アクアライン開通で大幅に勢力が縮小。外房線の「わかしお」はある程度の本数を維持していますが、内房線の「さざなみ」は平日は東京〜君津の通勤特急にシフト、半島の先の館山までやってくるのは休日のみとなりました。

いくら鉄道の方がスピードがあっても、東京湾を迂回するより一直線に横断した方が早いに決まってますからね…こればかりは致し方ない。

 

 

次の目的地は安房鴨川から2駅の江見駅

安房鴨川14:55発(内房線)→江見15:05着


f:id:tetsubun999:20230309011814j:image

駅メモ「なより」のコラボ理由にもなった、郵便局と一体になった駅です。来訪時は休日だったので郵便局は休み、グッズ買えず…


f:id:tetsubun999:20230403131612j:image

線路配置は2面2線。ホームの植樹が暖かい房総の海を連想させます。


f:id:tetsubun999:20230309011754j:image

駅横のポストはクモユニのデザイン。


f:id:tetsubun999:20230309011747j:image

江見駅のイメージキャラになってますね。


f:id:tetsubun999:20230309011751j:image

安房鴨川方面へ戻ります。

江見15:16発(内房線)→安房鴨川15:26着


f:id:tetsubun999:20230309011743j:image

安房鴨川駅の駅舎正面。特急停車駅ですが思ったよりもコンパクト。


f:id:tetsubun999:20230309011808j:image

スタンプラリーついでに海まで歩いてみました。5分程度で海岸へ。サーファーなのか、もう海に入ってる人が…。沖合の暖流の影響で、2月でも暖かいのかな。


f:id:tetsubun999:20230309011740j:image

海岸をしばらく散策してから駅に戻り、再び内房線の旅。

安房鴨川15:56発(内房線


f:id:tetsubun999:20230309011818j:image

浜金谷17:02着(内房線

浜金谷駅で下車。せっかく天気も良くなってきたし、ここからフェリーで対岸の三浦半島に渡ってみます。

 

(続)

 

遠征記録 山陰・出雲2023/2(3)外房線と駅メモスタンプラリー

千葉駅から外房線に乗車。まずは上総一ノ宮へ。

千葉12:11時発(外房線)→上総一ノ宮12:59着

 

f:id:tetsubun999:20230308183719j:image

房総には新型のE131系も投入されてますが、千葉寄りはまだ209系がメインのようですね。ホントいつまで使い倒す気なんだろうか?


f:id:tetsubun999:20230308183733j:image

上総一ノ宮駅に到着。駅舎はリニューアルされてます。しかし窓が少なくて何だか閉鎖的なイメージが…。もうちょい開放的なデザインが良いなぁ。


f:id:tetsubun999:20230308183726j:image

線路配置は2面3線。総武快速線京葉線直通列車などの長編成も入線するため、長いホームを持ちます。


f:id:tetsubun999:20230308183714j:image

 

さて、上総一ノ宮で下車したのは乗り換え目的でもありますが…

 

f:id:tetsubun999:20230309011318j:image

駅メモのスタンプラリーのチェックポイントもあります。「友荷なより」は荷物車クモユニがモチーフのキャラですが、内房線江見駅が郵便局と一体になっていることからコラボしているようです。内房外房線エリアにチェックポイントが点在しており、上総一ノ宮駅と近所の玉前神社がチェックポイントになっています。玉前神社は徒歩圏内になるため、乗り換え列車の待ち時間の間に寄ってみました。


f:id:tetsubun999:20230308183722j:image

駅から徒歩5分程度。途中には古い碑が。


f:id:tetsubun999:20230309151008j:image

玉前神社は少なくとも1200年以上の歴史のある神社のようで、現在の社殿は改修されているものの江戸時代から現存するものだとか。

また富士山や大山、出雲大社を直線で結んだ「レイライン」の東端に位置します。今回の遠征では締めには出雲大社にも参拝する予定なので、そういう意味でも参拝して良かった。

レイライン」は古代遺跡とかでも聞きますが、日本では有名な神社と神話の舞台が並んでいたりして、なかなか興味深いものです。


f:id:tetsubun999:20230308183730j:image

玉前神社はパワースポット的にも有名らしいですね。子宝に恵まれるとか。

本殿の写真は、ほかの参拝客も写っているので割愛。

次の列車の時間もあるのであまり滞在できませんでしたが、静謐な雰囲気で心地よい場所でした。

 

f:id:tetsubun999:20230309010709j:image

さて上総一ノ宮から外房線安房鴨川方面へ向かいます。車両は初乗車のE131系。

 

(続)

 

 

遠征記録 山陰・出雲2023/2(2)首都圏で国鉄機撮影

遠征1日目 自宅→首都圏→サンライズ出雲

 

初日の主目的はサンライズ出雲乗車。ですがせっかく首都圏を通るのだから、目一杯動き回らないと勿体ない。ということで、サンライズ乗車まで撮影&乗り鉄活動を展開します。

 

まずは早朝の新幹線で大宮へ。そこから武蔵野線「しもうさ号」に乗り継ぎ、武蔵野線南流山駅へ。

大宮9:13発(武蔵野線 しもうさ号)→南流山9:52着

 

先日の首都圏プチ遠征でも撮影したEF65牽引貨物を狙います。

 

f:id:tetsubun999:20230309135040j:image

普電で調整。


f:id:tetsubun999:20230309135037j:image

まだ209系500番台も活躍中。後輩のE217系の方が先に引退することになるんでしょうね。そもそも209系は寿命を犠牲にコスト削減を図ったはずなんですがねぇ…(房総のアレを見ながら)

 

f:id:tetsubun999:20230329234712j:image

本番。今回は貫通扉がカラシ色の広島更新色。いまや2127号機の1両のみ。


f:id:tetsubun999:20230308134315j:image

貴重な遠征の機会に、レアな車両に巡り合えてラッキーでした。


f:id:tetsubun999:20230308134312j:image

…だいぶ草臥れてますね。

EF65自体、残存車両全ての全検が終わり、残すところあと数年。このままトラブルもなく頑張ってもらいたい。

 

写点移動。南流山10:20発(武蔵野線)→西船橋10:40着/10:45発(総武線)→市川10:53着

次に来たのは総武線市川駅。鹿島貨物を狙います。


f:id:tetsubun999:20230309135446j:image

各駅停車線の車両は、元山手線のE231-500がけっこう流入してますね。玉突きで0番台が武蔵野線へ転属しているとか。500番台をそのまま武蔵野線には回せなかったのだろうか?


f:id:tetsubun999:20230308134322j:image

だいぶ数を減らしてきたE217系。一部車両だけですがボックスシートもあって良かったのですがね。後継のE235系はオールロングシート。混雑対策でしょうが、中距離移動にはあまり向きませんなぁ。

 

f:id:tetsubun999:20230309135547j:image

次世代車両のE235系。…やっぱり家電にしか見えないなぁ。


f:id:tetsubun999:20230309135537j:image

E259系E217系の離合。


f:id:tetsubun999:20230309135540j:image

さて本番。


f:id:tetsubun999:20230309135544j:image

国鉄色機が来ました。後方は空コキか…


f:id:tetsubun999:20230309135554j:image

うむ、やはり国鉄機は良いぞ。


f:id:tetsubun999:20230309135550j:image

この鹿島貨物、今年のダイヤ改正EF65が運用から外れてしまったようで…これが最後の撮影になろうとは。鹿島線内での撮影叶わず(T ^ T) 

もはや国鉄機に猶予なし、ということですね…

 

 

この後は先ほどの武蔵野線貨物の返しを狙うべく移動。

市川11:23発(総武快速線)→千葉11:44着。。。

時間的には西船橋蘇我のどちらか。次の移動も兼ねて蘇我に向かったのですが、架線トラブルで総武快速線がまさかの遅延…。結局、千葉駅での乗り換えに間に合わず、乗車予定の列車を眼前に見送ることに(-_-;)  よりによって…

 

気を取り直して食糧調達。ここからは房総半島一回りします。

 

(続)

 

遠征記録 山陰・出雲2023/2(1)

f:id:tetsubun999:20230308132016j:image

2月に一昨年7月以来の長期遠征に出向きました。遠征先は山陰地方、伯備線の沿線。最後の国鉄型特急車両381系の奮闘で注目のエリアですね。2024年度の置き換えが決まり後継車両も発表、これから混み合ってくることが容易に想像されます。

ということで混み合う前に381系「やくも」を堪能〜が主目的。ですが、せっかく山陰に行くならやっぱり「サンライズ出雲」でしょう。往復乗車+現地で1泊、東京〜自宅往復も含めると3泊4日の日程は欲しい。

長期休暇以外では土日+有給を取るしか無く調整に難儀しましたが、何とか仕事を片付け確保できる目処が立ちました。

 

連休も確保!いざ予約!ということでみどりの窓口に出向きましたが……1ヶ月先までもう満席(-_-;) ノビノビ座席すら埋まってました。人気とは聞いてましたが、ここまでとは…見通しが甘すぎたか。こりゃダメかな…

 

 

ただ一度思い立つとなかなか諦めがつかない。ダメ元で何度か窓口に通い詰めたところ…奇跡的に個室を確保できました。おそらくはタイミングよくキャンセルが出たのでしょう…これで移動手段は確保!

…というのが出発の5日前。その後の工程は全くの白紙、切符確保の興奮から醒め慌てて計画立案・宿手配などに奔走。そんなドタバタを経て、なんとか遠征計画を立てました。

 

計画概要は

f:id:tetsubun999:20230308133956j:image

①「サンライズ出雲」に乗る

 

f:id:tetsubun999:20230308134018j:image

②381系「やくも」乗車&撮影で堪能する

 

f:id:tetsubun999:20230402163623j:image

駅メモのデジタルスタンプラリーを達成

 

f:id:tetsubun999:20230402195044j:image

出雲大社に参詣する

 

③はスマホ位置ゲーのイベントですが、ちょうど伯備線根雨周辺が舞台。④はまぁ、せっかく山陰に来たのだし、やはり人生一度は参詣しないとね。

 

ということで色々欲張った遠征の記録です。

今回は鉄道+徒歩移動のみ。カメラ担いでの徒歩移動はなかなかしんどいものがありましたが、その辺の記録もしていきます。最近、伯備線沿線では撮影目的の車の路駐が増えて地元民が迷惑している、という話も聞きますし(今回の遠征時にも地元の方からそういう話を聞きました)、今後ますます撮影者が増えるでしょうから、不要なトラブルを避ける目的でも鉄道+徒歩が良いかもしれません。

 

(続)

 

 

 

 

 

 

 

 

春の18切符旅 秋田〜青森一周 2023/4(3)

 

f:id:tetsubun999:20230410091150j:image

深浦から先もまだまだオーシャンビューが続きます。

 

f:id:tetsubun999:20230410091157j:image

深浦を出発して間もなく、景勝地の行合崎海岸。


f:id:tetsubun999:20230410091211j:image

ここはポスターやパンフレットの表紙を飾ることもある有名撮影スポットですね。

 

f:id:tetsubun999:20230410092105j:image

キハ40現役時代にも撮りに来ていました。ポスターに採用されるくらいだから同じアングルの写真は無数にあるわけですが、やはり一度は自らで撮影したいもの。五能線色+首都圏色の編成を晴天下で撮り収めることができました。撮影に行ったのは9月、天気にも恵まれ海風を浴びながらの撮影は爽快でした。


f:id:tetsubun999:20230410091241j:image

追良瀬驫木間の名撮影地付近。

 

f:id:tetsubun999:20230411145544j:image

岬の先端の岩場からの撮影。雄大な景観ですねぇ。

この場所への道は地図にもロクに載ってないので苦労しました…おまけに狭いし、道に浸食している枝葉が擦れてクルマは傷だらけになるし。良い画は撮れますが、相応の覚悟が要ります。


f:id:tetsubun999:20230411145540j:image

上記の撮影地点の向かい側より。ここも超有名撮影地…

が、場所は防風林を抜け、45度近く傾いた斜面…ほぼ崖です。切株や石を支えに必死で体勢を維持しないと転がり落ちます。とんでもない足場でした。正直、こんな怖い思いをしてまで撮りたくはないかなと。

 

f:id:tetsubun999:20230411150455j:image

驫木駅を通過。すぐそこに海のある駅としても有名、「男はつらいよ」のロケ地にもなりました。ググるといろんな記事が出てきますね。

 

f:id:tetsubun999:20230410092541j:image

千畳敷駅に到着。かつて津軽藩主がここに畳千枚を敷いて大宴会をしたのが由来だとか。


f:id:tetsubun999:20230410091248j:image

15分ほど停車し、千畳敷を散策できます。

f:id:tetsubun999:20230410091204j:image

千畳敷を散策する前にまずは裏手の山の撮影地へ。乗り鉄旅でも撮れるお手軽スポット。


f:id:tetsubun999:20230410091230j:image

残った時間で千畳敷を散策。スニーカーだと歩きづらい…


f:id:tetsubun999:20230410091238j:image

内陸住みなので磯の香りが新鮮。


f:id:tetsubun999:20230410091217j:image

発車3分前になると列車が汽笛を鳴らしてくれます。


f:id:tetsubun999:20230410091255j:image

鯵ヶ沢付近に来ると今度は津軽の象徴、岩木山が見えてきます。


f:id:tetsubun999:20230410091258j:image

北金ケ沢駅にて再び列車交換。

鯵ヶ沢からは海が見えなくなりますが、代わりに津軽三味線の演奏会や、語り部さんのイベント等が用意されています。リゾートしらかみ登場時から20年以上も続けられてますね。


f:id:tetsubun999:20230410091153j:image

五所川原駅


f:id:tetsubun999:20230410091251j:image

対向の「リゾートしらかみ4号」の待ち合わせ。


f:id:tetsubun999:20230410091207j:image

岩木山に雲一つ掛からない姿を拝めました。が、やはり春になると空気が霞みますね…


f:id:tetsubun999:20230410091223j:image

川部駅では方向転換&青森方面の普通列車の待ち合わせで10分ほど停車。


f:id:tetsubun999:20230410091306j:image

終点、弘前駅。到着した車両はすぐに折り返しの「リゾートしらかみ5号」として秋田に帰っていきます。休む間もなく頑張りますなぁ。給油する場面もないので、すなわち弘前〜秋田間を無補給で往復できるだけの燃料は積んでるわけですね。


f:id:tetsubun999:20230410091226j:image

弘前駅


f:id:tetsubun999:20230410091220j:image

弘前16:15→青森17:04

普通列車青森駅まで。弘前〜青森間は利用客の多い区間


f:id:tetsubun999:20230410091244j:image

青森駅に到着。


f:id:tetsubun999:20230410091234j:image

青森17:23→八戸18:57

ここからは青い森鉄道線に乗り換え。八戸まで移動します。


f:id:tetsubun999:20230410091200j:image

青い森鉄道の主力車両はJR701系と同型。またロングシートの旅か…とゲンナリしていたら、まさかの703系(E721系同型)クロスシート車なのでゆったり移動できます、ラッキー。

青森を出発するとしばらくは市街地を通ります。青い森鉄道への移管の際に、青森〜東青森間に筒井駅が新設。利用客も順調に推移して収入を支えています。さらに青森〜筒井間の旧青森操車場の跡地を再開発し、新駅を設置する計画もあるとか。上手く推移すれば経営安定化だけでなく都市開発にも寄与しますね。


f:id:tetsubun999:20230410091214j:image

浅虫温泉付近。夕陽を眺めながら入る温泉は最高でしょうな。

2両編成ですが車内はそれなりに混み合っています。体格の良い外国人の一団もいましたが三沢駅で下車していきました。おそらく在日米軍の人でしょう、青森まで遊びに出てたのかな。


f:id:tetsubun999:20230410091146j:image

2時間弱で八戸着。ここから先も鈍行だと流石にしんどい…ので新幹線で。特定特急券だと、八戸〜盛岡間の料金はIGR線鈍行移動と数百円しか差がありません。さらに鈍行だと2時間弱を要しますが新幹線だと30分強。多客期でなければ新幹線移動が現実的となっちゃいますね…。18切符を有効にするか、他の安いフリー切符があれば良いのですがね。

 

早朝からの移動で疲れましたが、充実した内容になりました。でもやはり日帰りはしんどい…

 

(完)