鉄分補給

毎日鉄分補給。Feの方ではなく。

春の18切符旅 秋田〜青森一周 2023/4(2)

秋田駅から「リゾートしらかみ」に乗車。弘前まで5時間超を乗り通します。

 

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秋田10:24→弘前15:49

「くまげら」編成。現存する数少ないキハ48系。4月以降は平日も運転しているのでほぼフル稼働ですね。…そんなに酷使して大丈夫かな。


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リゾートしらかみの乗車は2年ぶり。前回は五能線のキハ40惜別乗車の際に乗車、その時もくまげら編成でした。


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秋田駅を出発。


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土崎の秋田総合車両センター。キハ40が留置されてます。どこか東北の民鉄に移籍してくれないかなー。復活したら人気出ると思うのだけど。実際、キハ40を導入した小湊鐵道北条鉄道は集客に役立ったそうですしね。


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男鹿半島の寒風山。頂上付近は木が生えない植生のため、展望台がよく見えます。


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東能代駅。EAST-iが停車してました。


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側線にはEF510-509牽引の貨物。リゾートしらかみ到着を待って秋田方面に向けて出発。


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能代駅。対向列車待ちで10数分の停車があるのでキオスクで買い物ができるほか、バスケの街ならではのフリースロー体験。色々やってるとすぐに時間が経ちます。


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ここからしばらくは乗りっぱなしなので駅をうろつく。


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対向列車はHB-E300系、青森発「リゾートしらかみ

並んで停車した際に見てみると塗装剥がれやサビの跡が…。2010年製とまだ新しい方ですが、海沿い路線ゆえの塩害でしょうかね。


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米代川の鉄橋を渡る。


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八森町に入ると日本海が見えてきました。いよいよここから2時間超のオーシャンビューです。


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岩舘駅。特に列車交換もなく淡々と停車。


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能代駅で調達した日本酒を飲みながら日本海の絶景を眺めます。景色を肴に飲めるのは鉄道旅ならでは。


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トンネルの先は海。


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やっぱり海が見えるとテンション上がって来ますなぁ。


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大間越海岸。


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奇岩が立ち並ぶ。どんな経緯でこの地形が生まれたのか…ブラタモリとかでやってくれないかな。


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湾の背後には白神山地


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深浦付近。複雑な海岸線は見ていて全く飽きない。


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深浦駅に到着。


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ようやく折り返し地点。オーシャンビューはまだまだ続く。

 

(続)

 

春の18切符旅 秋田〜青森一周 2023/4(1)

春の18切符シーズンにまた日帰り旅に出ました。

 

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早朝の盛岡駅からスタート。


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盛岡6:39→北上7:31

701系。いきなりロングシート…ここはまぁ諦めます。

北上からは北上線に乗り継ぎ。

 

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北上7:35→横手8:50

キハ100系の単行。車内はそれなりに乗客がいましたが、おそらく半分は旅行者。

途中の藤根駅で列車交換…ですが対向列車が雪害対策?とかで遅れ。いきなりまずい展開、横手での乗り換えができないとその時点で詰んでしまう。


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まぁ焦ってもしょうがないので、駅を散策。


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駅舎はリニューアルされています。北上線は営業係数がかなり低い路線ですが、北上から藤根までは市街地を通るのでそれなりに需要はあるようです。


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駅前。さすがに商店まではなかったか。


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遅れていた北上行きが到着。

藤根から田園地帯を抜け、山岳地帯に入ります。


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錦秋湖を右手に見ながら。


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錦秋湖を跨ぐ鉄橋を通過。北上線内でも特に景観の良い場所ですね。紅葉の時期は絶景でしょう。

一方で湖を吹き抜ける風の影響を受けやすく、この鉄橋の強風規制により運休となることもあります。


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ほっとゆだ駅に到着。


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ここでも列車交換。割と本数がありますね。


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ゆだ高原駅付近。4月に入ってもまだ雪原が残っていました。


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横田駅に到着。なんとか乗り継ぎの列車に間に合う。


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横手9:18→秋田10:24

彼方には真っ白な鳥海山


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秋田着。


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「いなほ」で新潟まで日本海を眺めながら乗り通すのも楽しそう…ですが次の機会に。


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ここからは今回の旅の目玉「リゾートしらかみ」に乗車。

 

(続)

 

入線整備 TOMIX485系1000番台 かもしか・こまくさ

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485系1000番台「かもしか・こまくさ」ひとまず入線整備を実施しました。


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いつもの色差し・スミ入れ。ちょっと一手間かければ、これだけでも立体感が出てきます。


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屋根上のパンタ周り。塗料の乗りがちょっと変わっていた印象…一部パーツの材質が変わったのかな?


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スミ入れ塗料を拭き取る際に、少し塗料が残ることがあります。消しゴムで擦れば消えるのですが、うまく残すと煤や汚れのような表現になり、程よい使用感が出てきます。

そもそも実車が数十年も使われてきたベテラン車両だし、相応の使用感のある方が自然でしょう。


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トレインマークも鮮やかでよく再現されていると思います。パーツ交換式のTOMIXと、転換式のKATO。どちらも一長一短ありますが、模型的な見栄えで言うと個人的にはTOMIXに軍配が上がりますね。


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3連の編成を2本繋げた多客期「かもしか」

485系の先頭車同士の連結ってイレギュラー感があっていいですねぇ。臨時列車を除けば九州での「有明「みどり」ハウステンボス」などでも見られました。

 

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「こまくさ」「かもしか」の並び。共演"車"は同時期にデビューしたE3系「こまち」、485系「いなほ」701系、キハ40系列。朝には「日本海」「あけぼの」とのすれ違いもあったかもですね。

 

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国鉄型とJR車とが新旧混在し、塗装変更や観光列車化など工夫に富んだ面白い時代でした。

 

 

撮影旅行のための準備 カメラバッグ

一昨年7月の信越遠征以来、久しく撮影旅行をしていませんでした。が、今冬の18切符旅(日帰り)でやっぱり鉄道旅いいよね!…となり旅欲が高まってきたので、今度は泊まりの長期遠征を企てました。

ただ一昨年の信越遠征では色々と反省点があり…特に荷物には難儀しました。

①カメラ3台(メイン+サブ+動画用)を動員したので単純に荷物が多い

②サブバッグ併用を考えるも適当なものがなく、ボディバッグを使ったが使い勝手イマイチ(そしてボディバッグのベルトが千切れた)

 

特に鉄道+徒歩移動の場合は、荷物量のスリム化に加えて取り扱いのしやすさも重要です。今回の遠征も撮影メインなので、やはりカメラは予備も兼ねて2台+F2.8 200mmは動員したい。動画は割り切ってスマホにしました。

ということで若干荷物量を減らしたので、あとはカメラバッグと機材収納の工夫により改良を試みました。

 

そのカメラバッグ。沼に例えられるカメラ趣味の中で、レンズ、三脚、雲台に次ぐ沼要素でしょう。

 

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こちらが以前使っていたカメラバッグ。カメラ本体、レンズそれぞれ数本を余裕で収容、サブポケットも充実。

 
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ただし横方向に広いバッグのため、レンズを取り付けた状態、特に大型のF2.8望遠レンズだと横倒しで収納せざるを得ず、その場合は収納力がやや落ちます。無理やり押し込んでましたがあんまりよろしく無いし、かと言って追っかけ撮影だといちいちレンズを外す余裕もないので、ちょっと不便でした。

またショルダーバッグ方式のため両手が完全フリーになりません。足場が悪い撮影ポイントでは安全のため、両手を空けておくのがベター。


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というわけで、現在はこちらのリュックタイプが主力。外装ポケットは少なめですが、上下2気室でキャパ十分、三脚を固定することもできます。


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上部スペースを真上から見た状態。ここにはカメラ本体にF2.8 70〜200mmレンズを取り付けた状態で収容可。撮影後の素早い陣地転換が可能になりました。

また下部室との仕切りは取り外し可能で、外すと大型レンズを通せる穴があき、500mm以上の超望遠レンズもカメラに取り付けた状態で収納可。航空機撮影時にも有効活用できます。

 

 

とまぁなかなか使い勝手の良いバッグですが…一昨年の遠征時はカメラ3台を動員したこともありキャパが不足。また移動時でもやはり手元にカメラは持っておきたいし、途中で食料・飲料調達することもあります。クルマ移動なら荷物は何とでもなりますが、徒歩+鉄道移動では機動力も考えねばならず、ここが悩みどころでした。

 


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そんなわけで今回、新たにカメラバッグを調達しました。

小型のショルダータイプで、カメラ本体1台に複数のレンズを収容できるキャパがあります。


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内部は取り外し可能な仕切りで、自在に区分けできます。


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カメラ1台にレンズ2本を収容可。

 

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D500に18〜300mmズームを装着し横向きに、さらに広角レンズ1本を収容。

交換レンズの代わりに350mmペットボトルやマグボトル(350ml程度)なんかも入ります。


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ショルダーベルトは、バッグの4隅に取り付けられたD環に取り付け。固定式でないので、他のベルトの交換が可能で汎用性が高い。


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さらにバッグ底面のファスナーを開けると折り畳み式の収納スペースが出現します。


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F2.8 200mmズームも収納可。対ショック性はそれほど無いので常用は難しいですが、臨時スペースとしては十分です。ペットボトルや折り畳み傘などを入れておくなら常用もアリかも。


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この記事は遠征後に書いてますが、遠征時はこのバッグが大活躍しました。メインバッグには頻繁に取り出さない機材や着替え等を収納。こちらのバッグには小型ズーム装備のカメラ1台を収納し、撮りたいものがあればサッと取り出して撮影可能。

他にはモバイルバッテリー、飲み物、切符やスケジュールメモなど使用頻度が高いものを収納、いちいちメインバッグを開ける手間が省けます。

この他、ホテルやコインロッカーに荷物を置いてサブバッグに最低限の荷物をうつすことで身軽に動くことも可。遠征最終日には観光地に寄りましたが、このバッグ1つで十分事足りました。

 

バッグ単体でも収納力があり、サブバッグとしても使い勝手が良好。バッグ1つでここまで快適になるものかと、収納の重要性を再認識しました。

 

 

さて、本題の遠征の記録を整理しないとですが…2000枚近く撮っちゃったのでいつになるやら。

 

 

 

撮影記録 秋田〜青森縦貫2023/1(5)

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黒石駅ラッセル車両を十分眺めたので弘前へ戻ります。

 

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弘南鉄道の主力車両デハ7000系は東急からの譲渡車で、一部内装は当時のままになってます。


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東横お好み食堂…昭和を感じますなぁ。

天井の扇風機も残ってます。おそらく現役。

だいぶ前に只見線に乗りに行った時の冷房更新前のキハ40系を思い出しました。真夏でしたが奥只見の風の清涼さはクーラーに勝るものでしたね。


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弘前に戻ってきました。

さて次は大鰐線に乗りに中央弘前へ…の計画でしたが、どうやら大鰐線でもラッセル車が走行しているらしいとの情報入手。

なのでまた予定変更。奥羽本線に乗り換え、隣の石川駅へ向かいます。

 

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貨物の時間が近かったので駅撮り。EF510-4。


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国鉄機を追いやった新型、という点ではEF210と同じなのだけど、こっちは撮りたくなる…好みの問題とはいえ何故なのか、自分でもよく分からんなぁ。やっぱり寝台列車の牽引実績(500番台の方だけど)があるからだろうか。

 

石川駅から徒歩数分。

 

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大鰐線奥羽本線が交差するポイントへ。

かつて寝台特急「あけぼの」下り最終列車がここを通過する時、ラッセル車が待ち構えており惜別の汽笛を鳴らしたとか。


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待つ合間に色々写点を変えてみる。


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さて本番。ゆったりとした速度でやってきました。


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ここで雪を跳ね飛ばすシーンを見れたならば圧巻でしょうね。…その雪の直撃を受けることになるけど。


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機関車はED22-1。1926年ウェスチングハウス製とこちらも大ベテラン。産業遺産コンビが二組も現役……高崎車両センターもビックリの動態保存?っぷりですな。

 

さて、このラッセル車もいずれは引き返してくるはずですが、日も傾いてきたので撤収。


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近くの平川に架かる鉄橋で撮影。


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先ほど撮影した跨線橋を、大鰐行きが車体を輝かせながら渡る。


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大鰐駅に到着。

 

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跨線橋を渡り、温泉街方面の出口へ。JR駅構内と一部を共有しています。

 

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駅舎全景。ここも昔ながらの国鉄地方幹線主要駅の様式。

 

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駅前には足湯もありますが…


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せっかく温泉地に来たんだから足湯だけじゃ勿体無い!ということで、毎度の道の駅鰐come。冷えた身体を温めます。

駅から徒歩1分という抜群の立地。料金は大人1人510円で銭湯並みにリーズナブル。タオル類も有料レンタルできるので手ぶらでも問題なく、鉄道旅でも気軽に寄れます。鉄道なら湯上りで眠くなっても何とかなるし。


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温泉を堪能したらあとは帰るだけ…では勿体無いので、再び大鰐線に乗車、中央弘前へ。


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中央弘前駅

 

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駅舎内。ここも昭和の雰囲気が色濃く残ってます。古い駅舎ですが、これまで積み重ねてきた時間というか、人の営みを感じますね。ずっと居たくなる。


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…が、帰りの列車の時間が迫っているので早々に移動。徒歩で弘前駅へ。路線バスでの連絡もありますが、まぁ20分程度も歩けば着くでしょう。


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…などとタカを括っていたけど結構歩きました。早足で歩いても25〜30分弱の感覚、ちょい甘く見ていたか。ギリギリで青森行き列車に間に合いました。


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何とか19時台の上り新幹線に間に合いました。強行軍の遠征でしたが、秋田内陸線弘南鉄道を乗り通し、オマケでラッセル車も見れたのでなかなか充実した内容になりました。

 

(完)

 

遠征記録 秋田〜青森縦貫2023/1(4)

 

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乗り鉄旅の予定でしたがせっかくラッセル車が走っているので急遽撮影工程をねじ込みます。


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折り返しの列車の時間まで黒石駅をうろつく。小ぶりな駅舎ですが職員も配置されている立派な駅。


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折り返し列車で尾上高校前駅へ。駅名となった高校は少し歩いた先にありますが駅周辺には見ての通り…完全に通学専用の駅ですね。地方鉄道にとって学生の通学定期は貴重な収入源、シンプルな駅ですが重要ですね。

 

しかし見ての通り吹雪…さっきまで晴れてたのに。これでは岩木山の眺望は望めませんねー。しかもこの吹雪の中、どれだけ待てば良いのやら…

 

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と思ってたらいきなり来てるし?!


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待ち時間が短く済んだのは良かったものの、吹雪の激しいタイミングに…

 

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まぁ雪が無いとそれはそれで物足りないので良しとします。


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黒石方面へゆっくりと通過。

ということで黒石駅に行けばじっくり見れそうなので追いかけます。


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再び黒石駅へ。留置線に堂々と停車してました。

牽引する機関車はED33-3。1923年ウェスチングハウス製…なんと今年で100歳!まさに動く産業遺産。しかもまだ現役。これを整備運用されている弘南鉄道、メーカーの技術力には脱帽です。


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こちらはラッセル車、キ104。自走しないので機関車とセット運用。


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1929年苗穂工場製。こちらは94歳…産業遺産がコンビを組んで走っている。凄いことですよこれは。


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ラッセル車を十二分に堪能したので弘前に戻ります。

 

(続)

 

 

遠征記録 秋田〜青森縦貫2023/1(3)

 

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鷹ノ巣から奥羽本線弘前まで移動します。

カフカボックスシートの旅が終わり、ここからはロングシート


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大館で少々停車。


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駅舎が見当たらない…と思ったら解体されてました。駅舎の建て替え工事中ですね。

新駅舎はバスターミナルや市民交流センターなどが入る複合施設となるようです。大館駅は街の中心部から離れた場所にあり少々寂しい所だったので、これで多少なりとも賑わいが出てくるかな。

 

さらに北上します。

有名撮影地の白陣カーブの様子を見てみましたが、樹木の成長がさらに進んでました。車内から撮影地点が見えにくい状態なので逆も然り。有名アングルでの撮影はもう無理そうですね。


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津軽湯の沢駅。冬季は営業休止しており、ホームは完全に雪に埋まってます。


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大鰐温泉。あとでまた来る予定ですが、とりあえず今は弘前まで乗り通し。


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弘前着。こちらは東口。


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ここからは弘南鉄道弘南線に乗車します。これまで撮影は何度かしてましたが乗車は初。


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東急7000系のデハ7000。

 

弘前発車。のんびりした速度で走っていきます。

車窓を眺めていると…


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おお?ラッセル車


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何だか沿線に撮影者がいるなと思っていましたが、なるほどラッセル車の運行があったのか。

完全ノーマークだったので見れてラッキーです。


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平賀駅弘南線の主要駅で、車両基地が併設されています。


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なかなか規模の大きい駅舎ですが、農協と建屋を共有しているようです。地域の核となる施設と駅を組み合わせ、利便性向上と都市機能の集約を図る。先程の大館駅再開発も同様ですが、そういう街づくりをするとコンパクトでもまとまりのある街になるんじゃないかと思います。

 

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終点の黒石駅に到着。


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かつてはここから奥羽本線川部駅まで「黒石線」が通っていました。地図で見ると分かりますが黒石から奥羽本線に接続するには最短のルート。かつては奥羽本線五能線との直通列車もあったようですが、直通廃止や運賃計算の都合により、弘前〜黒石間の移動は弘南線に集中したため利用が低迷、1998年に廃線

廃線跡の一部は道路に転用されており、気づかずに通っていた道もありました。地図を見てると、廃線跡を流用した道路って何となく分かるんですよね。カーブが緩かったり、変な角度で他の道路と交差したり。

 

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さて、今回の遠征は乗り鉄目的でしたが、偶々見かけたラッセル車がまた戻ってくるやもしれません。乗車中に見繕っていた撮影に良さそうな地点へ移動します。

 

(続)