鉄分補給

毎日鉄分補給。Feの方ではなく。

KATO 211系5000番台 動力換装

 

先日入線した211系5000番台(スロットレスモーター)と、旧ロットの313系GM-3モーター)の特性が合わず、併結運用できないことが判明しました。

実車は頻繁に併結してますし、模型的にも異形式併結は魅力的。まぁ最新ロットの313系を増備すれば実現はできますが、そんな調子だと際限なく保有車両が増える…。なんとか既存車両を活かして併結運転を実現すべく、対策を考えました。

 

313系のモーターを抜いてトレーラー化

→やや非力なKATOモーターだと勾配がキツい

②トレーラー車体を調達して入れ替え

→調達困難、そもそも2600番台中間車のトレーラー車が無いかも

313系動力車をスロットレスモーターに

④211系動力車をGM-3モーターに

 

①、②はそれぞれ課題があるため、③、④を試してみました。ちょうど模型店GM-3モーターのASSYパーツ(221系用)を発見。スロットレスモーターも調達。

単純に考えると④案でアップデートするのが一番なんですが、でもGM-3モーターの音の大きさ(ウルサさ)がちょうど211系に合ってるんですよね。ってことであえて③案を採用します。

スロットレスモーターは静粛性もウリなので、ちょっとGM-3モーターの音が耳障りな車両(E655系とかE657系とか)に割り当てます。スロットレスモーターは高級品(TOMIXのM-13よりも高価)ですからね…気軽に交換は難しい。

 

211系動力車の台車や座席パーツを、221系ASSYと入れ替え。313系動力車と同一線路に並べて走らせると、特性の差か起動電圧にやや差がありましたがスピードはほぼ同等。この程度ならフラホで差分を吸収して何とか同調してもらえそうです。

 

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改めて併結。211系側のTNカプラーは、電連付きのものに交換。

ここで気づきましたが、313系と211系で微妙に電連の形が違うんですよね。211系は電連1段、一方で313系は1段目の下に細い2段目があり、1.5段のようになっています。

 

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色々調べてみると、電連1段目は電気回路の端子で、おそらく電気指令ブレーキなどの制御回路でしょう。で、細い2段目は三相電源と接地回路と思われますが、電源回路の故障時などの予備回路らしく、新型車両では回路がないケースもあるようです。211系側に2段目電連がなくても問題はないのでしょうね。


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ということで無事に211系・313系の併結運用を実現できました。静岡地区の日常風景ですが、315系増備が進めば近いうちに過去帳入りするかもですね。313系の置き換えも視野に入れているようなので、東海の電化区間はオール315系になる可能性も。ちょっとつまらんなぁ。

 

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もう一つ、313系の3000番台の2両編成があります。以前は313系3連と併結させてましたが、改めて実験したところ全く同調せず。よく見たらフラホ無しの旧動力でした。さすがに同調はムリなので単独運用しかないかな。