鉄分補給

毎日鉄分補給。Feの方ではなく。

TOMIX 14系客車(急行八甲田)

 

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TOMIX14系客車(八甲田)が入線しました。

急行八甲田が欲しいというより、14系座席車そのものが目的だったりします。以前に特定編成ではない14系セットがありましたが、もはや市場では見当たりません。


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急行八甲田の設定なので、トレインマークは「急行」固定です。が、個人的には14系は急行のイメージなので特に問題無し。むしろ色んな急行列車に設定できるので便利ですね。

 

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特筆するところとしては、テールライトの切替スイッチがあるところですね(手前の車軸の下)。編成中間にスハフ車を入れる場合に、不要なライト点灯が無くなります。テールライトはともかく、中間車のトレインマークが煌々としているのは流石に不自然ですからね。

 

実車の運用は多岐にわたるので書き切れませんが…東北での晩年の運用は、本セットのモデルである八甲田を始め、十和田、津軽などの急行列車で使用されました。

その中でやってみたかったのが…

 

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寝台車との併結。いいですよねー他形式併結。座席需要と寝台需要どちらにも応えられる実用性重視の編成というのが魅力的。東北地方では急行「津軽」や「おが」で座席+寝台の併結運用があったとのこと。90年代初頭には廃止されたのもあり記憶は無いのですが…幼少時のアルバムを見ていたら、秋田駅に停車中の20系時代の「おが」や「あおもり」の姿が!14系時代の編成もどこかで見かけていたかも。

5年前までは急行はまなすで座席車と寝台車の併結運用がありました。実際のところ旅行者やビジネス需要には寝台車、区間利用や安く旅行したい人には座席車と、様々なニーズに応えられる便利な列車でした。札幌を22時台に出るので、市内で呑んでから千歳や苫小牧、室蘭あたりまで帰ることも可。北海道新幹線の開業で廃止されましたが、新幹線とは区間も時間帯もかち合わないので、まだまだ需要はあったのではと思います。まぁ、客車も機関車も古かったし、続けたくても続けられない状況ではありましたが。

 

さて急行「おが」ですが、晩年は14系座席車+24系寝台車という異例な組み合わせだったようです。24系は青森車、品川車を交互に充てていたとか。その頃には14系寝台車は殆どが九州方面へ充てられていたので、14系で揃えることが出来なかったのかもですね。

他形式併結の際の問題の1つに電源があります。12系座席車+20系寝台車の併結では、電圧が異なっているため20系側に変圧器を搭載した専用客車を用意。14系と24系の場合は、電圧こそ同じですが電源系統が異なり、14系は1系統、24系は2系統。そのため24系から14系への給電は不可で、逆はOKなんだとか……。

かつて24系と14系を併結した「さくら/はやぶさ」編成がありましたが、これは24系「はやぶさ」はカニ24から、14系「さくら」はスハネフから給電と、独立した電源系統だったようです。

資料もなく詳細はよく分かりませんが「おが」の場合はスハフ14の発電機で24系寝台車の電源も賄っていたようです。そういう「なんとか工夫して編成しましたよ」感も良いですな。

ただYouTubeに上がっている動画だとカニが連結されてます。その編成では寝台車は4両、座席車は6両の計10両。スハフ14の発電機は自車含め5両まで給電できますが、上記の10両編成だとギリギリです。なので余裕を見てカニを連結したのでしょうね。

っていう色々想像を掻き立てられるのも良いですね。最近の列車にはそういう面白さがないですからねー


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とりあえず保留車だった14系×2両を併結。24系は「はくつる」「日本海」あたりの編成から持って来れますが、できれば専用で用意したいところ。

EF65 1118号機に引いてもらいましたが、牽引実績あったかな?まぁ模型だし。

 

ともあれ、編成や牽引機を変えれば色んな列車に仕立てられる便利な客車ですねー。大抵の列車や時代設定にも合わせられる。一家に一編成は必須ですな。

今となっては実車の方はこういうマルチな活躍ができる車両は僅かですね。効率性を求めた結果なのか、しかし面白味には欠けますね。