フカフカのボックスシートの旅が終わり、ここからはロングシート…
大館で少々停車。
駅舎が見当たらない…と思ったら解体されてました。駅舎の建て替え工事中ですね。
新駅舎はバスターミナルや市民交流センターなどが入る複合施設となるようです。大館駅は街の中心部から離れた場所にあり少々寂しい所だったので、これで多少なりとも賑わいが出てくるかな。
さらに北上します。
有名撮影地の白陣カーブの様子を見てみましたが、樹木の成長がさらに進んでました。車内から撮影地点が見えにくい状態なので逆も然り。有名アングルでの撮影はもう無理そうですね。
津軽湯の沢駅。冬季は営業休止しており、ホームは完全に雪に埋まってます。
大鰐温泉。あとでまた来る予定ですが、とりあえず今は弘前まで乗り通し。
弘前着。こちらは東口。
ここからは弘南鉄道弘南線に乗車します。これまで撮影は何度かしてましたが乗車は初。
元東急7000系のデハ7000。
弘前発車。のんびりした速度で走っていきます。
車窓を眺めていると…
おお?ラッセル車?
何だか沿線に撮影者がいるなと思っていましたが、なるほどラッセル車の運行があったのか。
完全ノーマークだったので見れてラッキーです。
なかなか規模の大きい駅舎ですが、農協と建屋を共有しているようです。地域の核となる施設と駅を組み合わせ、利便性向上と都市機能の集約を図る。先程の大館駅再開発も同様ですが、そういう街づくりをするとコンパクトでもまとまりのある街になるんじゃないかと思います。
終点の黒石駅に到着。
かつてはここから奥羽本線の川部駅まで「黒石線」が通っていました。地図で見ると分かりますが黒石から奥羽本線に接続するには最短のルート。かつては奥羽本線や五能線との直通列車もあったようですが、直通廃止や運賃計算の都合により、弘前〜黒石間の移動は弘南線に集中したため利用が低迷、1998年に廃線。
廃線跡の一部は道路に転用されており、気づかずに通っていた道もありました。地図を見てると、廃線跡を流用した道路って何となく分かるんですよね。カーブが緩かったり、変な角度で他の道路と交差したり。
さて、今回の遠征は乗り鉄目的でしたが、偶々見かけたラッセル車がまた戻ってくるやもしれません。乗車中に見繕っていた撮影に良さそうな地点へ移動します。
(続)