奥羽本線で4年ぶりに急行津軽が運転されました。前回と同じくED75-700+12系客車の組み合わせですが、運転区間は秋田〜青森に変更(前回は確か湯沢〜弘前)
7/2〜3の2日間の運転で、しかも7/2はカシオペア紀行秋田も重なりイベント満載。が、初日は所用があり断念、2日目のみ出撃しました。
まぁみんな初日狙いだろうし分散するだろ…と思ってのんびり出発。目当ての撮影地に行ってみると…数十人もの人集り!これは到底入り込めません。うーむ…認識が甘かったか。
さてどうしたものかと考えながら、とりあえず鷹巣方面へ。すると良さげな駅を見つけたので、駅撮りに作戦変更。
駅舎。これは北秋田市の綴子地区伝統の大太鼓を模したものでしょうね。ローカル駅ながら洒落たデザインで良いですねー
本物の大太鼓は巨大で、太鼓の上面にも数人が登って叩くようです。世界最大サイズのものもあるとか。
駅構内。大館方面。ごく普通の2面2線ですが、本線駅のためか跨線橋があります。
こちらは秋田方面。単純なストレートですが、背景もスッキリしていて良い場所です。
まずは先行するE751系 特急の方の「つがる」
東北地方に残る数少ない特急。この他は「いなほ」と「ひたち」のみ。かつて特急天国だった東北ですが、寂しくなりました。新幹線開通、人口減、車社会など色々理由はありますが、逆に鉄道網の弱体化が人口減や車社会化を誘発している気もします。負のスパイラル。
さて本番。
ED75-767号機+12系高崎車
4年前と同じく767号機の牽引ですが、ヘッドマークは変わっています。こちらはかつての急行津軽が廃止される直前に掲示されたデザインと同じですね。
まずは順当に編成写真を記録。
ケツ撃ち。テールランプは点灯せず赤色反射板が取り付けられてます。なんでだろ?
さてここから津軽を追って移動します。今回は青森行きなので、岩木山バックでの撮影チャンスもあります。が、急行津軽の方もけっこうな速度で走行するようで、時間的に厳しい。
まぁダメで元々、ひとまず青森方面へ。目的地は岩木山バックの撮影地、北常盤。
ここ何度かは天候に恵まれず岩木山の頂上を拝めませんでしたが、果たして…
快晴!久しぶりに雄大な岩木山を拝観。思いの外移動もスムーズで運良く通過時間に間に合いました。
本番。津軽富士とのツーショットを達成。
それにしても国鉄車両は趣がありますなぁ。どんな風景にも映える。
かつての急行全盛時代もこんな光景が見られたのでしょうねー。
さて、復路まで4時間以上。人手が多いので復路撮影地に早入り選択肢もありますが、せっかく岩木山も見えていることだし、弘南鉄道に転戦します。
(続)