久しぶりに釜石線沿線に出向きました。SL銀河の運行が終わってからは初訪問。正直、SLがないとフツーのローカル線なんですが、季節感のある画は撮り甲斐があります。
まずはSL撮影の名所だった、宮守のめがね橋へ。
せっかくなのでHB-300系「ひなび」を狙いました。かつてのキハ盛岡色と同じ色使い。新緑の風景に映えますね。
しかし撮影者の姿はまばら…。SL時代は大勢の人で賑わったんですがね。まぁ撮り鉄はともかく、一般観光客がわざわざ「ひなび」やキハ110系を見に来ることは無いですからね。
SL銀河時代は満車だった道の駅もスカスカ。これ、観光面ではけっこう打撃なのでは。
遠野の手前の道の駅「風の丘」もすぐそばをSLが通過するとあって土日は広大な駐車場がほぼ埋まるほどでしたが、この日は余裕が見られました。
SL銀河の運行終了の背景には色々事情があるみたいですが…観光面でのマイナスは大きいように思います。同等以上に集客できる要素も見当たらないし。
さて「ひなび」もSLと同じく遠野で昼寝タイムがあるので、先回り撮影が可能。なので以前訪問した、足ケ瀬手前のひまわり畑に行ってみました。
はまゆり通過。あれ?去年はひまわり満開だった気がするが…SL運行が終わったからひまわり畑も終了したのだろうか?
と、よく見ると線路の反対側にひまわりが見えたので回り込んでみます。
おお!一面のひまわり畑!素晴らしい。
ちょうどひまわり畑の地主さんがいらっしゃったのでご挨拶しました。
話を伺うと、ご好意で毎年ひまわりを育てていらっしゃるようで、更に長い期間ひまわりを楽しめるよう開花時期をずらすなど工夫されているようです。実に有難いことです。
HB-300系「ひなび」
ひまわり畑の向こうから「ひなび」が来ました。
これだけ素晴らしい光景であれば、通過する列車がごくフツーのキハ110でも画になりますね。
地主さんによると、列車からこの景色を見た観光客が、盛岡到着後にレンタカーを借りて再び見にきたこともあったそうです。確かに、それだけの価値はこの景色にはありますね。
さて「ひなび」折り返しまで時間があるので、いったん遠野市内に戻り昼食。
SL時代にも寄っていた蕎麦屋。人気は相変わらずのようで自分でソバ品切れでした。
大盛天ぷら鴨南蛮!腹いっぱい…
以前も同じことしていたような。
(続)