TOMIXはここ数年で223、225、227系を順次繰り出してきて、長らくKATOの牙城だったJR西日本の近郊型車両群に切り込んでいきましたが、ついに221系にも進出してきました。しかもKATOが製品化していないリニューアル前仕様、的確な狙い目ですね。
当方にはすでにKATO製が14両(初期車10両、リニューアル車4両)在籍してますが、個人的にはリニューアル前仕様が好み。ということで手を出しちゃいました。
1998年以降にヨーダンパ追加やスカート延長が行われたリニューアル前の姿。この時代が一番スッキリとした外観だと思います。最近のはスカートはゴツく、転落防止幌で強面に見えます。
付属品は行き先表示パーツのみ。バリエーションは豊富で「新快速」表示もあります。
アンテナ類もモールド表現済なのですぐに入線&走行できますが、さすがにカプラーはアーノルドだと微妙。なのでKATOカプラーを装備しました。
またドアや屋根上機器へのスミ入れ、色差し。近郊型車両でドアが多いのでけっこう手間です…
先頭車の連結。JR西の特色である、向かい合う先頭車のヘッドライト点灯状態を再現できるライト基板が装備され、スイッチで切り替えるようになってます。
実車画像。実車は2012年から順次体質改善工事が施行されていますが、関西での撮影機会は2012年以降の方が多かったため、リニューアル前の画像はあまりなかった…
初登場は1989年。もう勤続30年以上のベテランなんですが、デザイン面でそんなに古さを感じません。リニューアルもされたし、まだまだ頑張れますね。まぁ、山陽〜山陰の方には勤続40年を超える大ベテランがいるので、彼らに比べれば相対的には若手なのかも。