TOMIX キハ185系アラウンド九州 が入線しました。実車は久大、豊肥、日豊本線で「ゆふ」「九州横断特急」の運用に入ってます。
キハ185×3両に、元普通・グリーン合造車のキハ186の4両編成です。
九州豪雨で線路が寸断され運休に追い込まれるなど色々困難はありましたが、鉄路復活に伴い運行も再開。九州横断特急は、最近は2両のこじんまりした編成になってるようです。
実車。人吉駅にて。2009年に九州一周旅行をした際に乗車。人吉から大分までのんびり鉄旅で乗り通しました。この頃から既にワンマン運転をしており、特急なのに車掌無しという思い切った体制。それでいて車販アテンダントは乗車しているのはJR九州らしいなと思います。
熊本駅で方向転換しますが、特に合図もないのに乗客が一斉に座席転換を始めたのが印象的でした。
同じような進行方向の転換は秋田新幹線の大曲駅でもありますが、大曲〜秋田間が30分程度なのもありほとんど動かす人はいませんね。
さて模型の方。実車に乗車したときはまだアラウンド九州のマークはありません。この年代を再現した模型であればマイクロ製がありますが、フォグランプが光らない…。飾りのライトとか悲しいだけなので、若干の違いには目を瞑ります。
ほとんど後付けパーツもなく、すんなり走行に入れます。課題はカプラー。
デフォルトでは中間に入るキハ185もアーノルトカプラー…。まぁTN化したくなります。
対応カプラーはJC6383。ジャンパ管付です。新タイプなのか、見るのは初めて。既存の気動車向けのジャンパ管付きTNとは形状が異なります。
これを中間に入るキハ185の運転席側に取り付け。反対側はとりあえず台車マウントTN。いい感じの連結間隔が狭まりましたが…
編成中間に入る運転台無しのキハ186にも台車マウントTN。
がしかし、台車マウント側がカーブで引っ掛かるような動作が…
片方をボディマウントにしてみると、間隔が狭すぎる。これだとカーブで幌が接触します。
結局、全てボディマウント化することに…
通常の密自連TNも取り付けられるので、JC6383は中間先頭車の運転台側の分1個だけ調達できればなんとかなります。画像左側の車両はJC6383、右側は通常の密自連TN。
あとは後付けパーツのアンテナを取り付けて、入線。
肥薩線の鉄橋イメージ。
肥薩線は素晴らしい景観の路線。豪雨災害からの復旧は困難を極めているようですが、SL路線でもあるし、何とか復旧してもらいたいところ。
共演可能な車両はあんまり持ってませんが、KATOからSL人吉が出るらしいし、少しずつ共演相手を増やしていければいいなー
一方実車は結構年数が経っており、そう長くはないかも。引退する前になんとか遠征予定を組まねば。