TOMIX ED75-700番台のオリエントサルーン色です。
ずいぶん前に入線はしてましたが、ヘッドライトは例の暗い黄色LED。むしろ点灯しない方が見た目的にはまだマシなレベルでした。しつこいくらい酷評してますが、同時期にKATOはマトモなLED載せて製品化してますからね…
乗ってるLEDが小さく交換に難儀していましたがようやく安定した交換方法を確立できたので、先のEF81に続いて交換実施しました。
高輝度白色LEDに交換、プリズムをイエローで着色することで電球色になります。ついでに屋根上機器に色差しもして完成。
ED75オリサル塗装機は707号と711号の2両が入線しています。実車は最初に711号機が登場し、後に707、751、766、767号も順次塗装変更されて総勢5両の体制になりました。現在は767号機が一般塗装に戻されて秋田車両センターに所属してますね。
さて製品には付属品で日本海、あけぼの、出羽の3つのヘッドマークが付いてます。オリエントサルーンはないですね…まぁ牽引しようにも模型自体がないですが(昔天賞堂が作ってたようですが今や希少品)
で、とりあえず参考用に707、711号機の写真をネットで探してみたのですが…あけぼのしか出て来ないんですよね。オリサルはもちろん、50系客車や貨物牽引の写真もあるのですが、寝台列車はあけぼのだけ。
運用時期の問題か?調べてみました。
オリサルのデビューは1987年。その時にまず711号機が専用機として用意されました。その後5両体制に増強されますが、おそらく数年は掛かったでしょう。
一方ED75-700番台の運用は日本海側が中心。当然寝台列車も牽引しており、EF81からバトンタッチして秋田以北を担当していたようです。ただし日本海については1988年3月改正まで、以降は秋田以北もEF81牽引になりました。これは青函トンネル開通に合わせてED79を用意するため、改造種車として捻出する目的もあったようです。
となるとED75オリサル機が日本海を牽引し得る期間は1年弱のみ。しかしオリサルの所属は仙台でなおかつ専用機となると、わざわざ日本海側の運用まで回すとは考えにくい。よってED75オリサル機での日本海牽引は実際無かったのではと推察されます。
出羽に至っては最初からEF81牽引でそもそもED75運用無し。てことで、付属ヘッドマークのうち実在したのはあけぼのだけど言うことに…。エルムとかカートレインの牽引実績があるようなので、そっちの付属のほうがありがたかったですね。
まぁいろいろ言ったものの、自分はあんまり気にしないのでフツーに日本海を牽かせています。金色のナンバーと飾り帯を纏った機関車にけん引されると、豪華な印象ですね。
さて、あとはオリエントサルーンの客車の方の製品化を待つだけですね。以前にTOMIXの製品化アンケートにノミネートされてますが選ばれなかったようで。。。人気ないのかな。