TOMIX機関車のヘッドライト基盤のLED交換作業を進めています。これまでチマチマ進めて来ましたが、如何せんメンドクサイので、遅々として進まず…
これまでのヘッドライト基板は黄色LEDを搭載していますがかなり暗く、見た目が残念過ぎるのがネックでしたが、一昨年あたりからマトモなLEDが搭載され、ヘッドライトとして十分な光量になりました。画像は昨年入線したED75-700後期型、ちゃんと電球色で点灯してます。
こうなってくると、旧来の黄色LED搭載車両が見劣りしてきます。寝台列車を牽引しようものなら、機関車のヘッドライトより客車の室内灯のほうが明るいですからね。。。萎えます。
ということで、この機会に黄色LEDを一掃することにしました。
まずは数が多いこの基板から着手。EF81、ED75、ED79、EF64などに搭載、数の多い基板です。
左側が加工前。真ん中の小さい部品がLEDですが、あまりに小さすぎて当方加工技術では交換不可…。そんな訳でなかなか交換出来ずにいましたが、LED電極部に真鍮線の足を取り付け、その足を基板上側のコンデンサのハンダ部分に溶着することで対処しました(写真右側)
美しさのカケラもないハンダ付ですが、回路的には問題ありません。
交換前のLEDの点灯状態です。実物は画像以上に暗く、部屋の照明を落とした状態でもぼんやりと光る程度で、周囲を照らすなんて当然ムリ。ヘッドライトというより、もはや信号灯レベルです。
LED交換後。見ての通りギラギラに光っております。まぁプリズムを通ると多少は落ち着きますが、交換前よりも圧倒的に光量が多く、前方を照らしてくれます。15000mcdくらいの高輝度LEDですが、別段高価なものでもなく単価は20円程度。黄色LEDはもっと安いのでしょうが、大した価格差でも無いしこのくらい使ってくれよと思います。
この基板を載せている車両は10両以上もあります。まずはEF81から交換を進めていきます。右側がLED交換後、ちょっと白っぽいですがだいぶ明るくなりました。左側の未更新機と比べても一目瞭然ですねー。
星釜EF81-98号機。LED交換を果たしてようやく完成状態で再入線となりました。これで心置きなく寝台列車も牽引できる!
星釜といえば北斗星ですが、北斗星廃止後もカシオペア牽引でまだまだ頑張ってます。実車同様、北斗星やカシオペア牽引でフル稼働させませう。