カニ24を含む基本セット6両
中間に入るオハネフ24×2両を含む 増結セット6両
メーカー説明では1985年頃の国鉄末期の編成がモデルで、同一の編成だった「あけぼの」も再現可とのこと。
調べてみると、当時の「ゆうづる」は秋田・青森の運転所が担当。1985年時点ではオロネ24は全車が秋田運転所の所属なので、本セットは秋田担当編成を想定したものでしょう。「あけぼの」のほか「出羽」も担当していたようです。
青森運転所にも24系は配置されていましたが、オロネ24の配置はないためオールB寝台モノクラスの編成で「ゆうづる」「日本海」を担当。オロネ24を抜けばこちらも再現できますね。
なおオロネ24の0番台は総勢9両。1980年頃までは「あけぼの」はA寝台2両を連結する豪華編成で、さらに2往復だったため常にオロネ24が8両稼働。残り1両を予備としたことでA寝台オロネ24を「あけぼの」が独占していました。おかげで「ゆうづる」「日本海」などがモノクラス編成を余儀なくされることに…。かつての出世列車の流れを汲む「あけぼの」は、東北夜行の中でも別格の存在だったのでしょう。オロネ24がもう1両あれば「(昭和版)豪華あけぼの」も再現できますねー
そんな24系24形ですが、カヤ24を含む旧セットをすでに所有。なので現状でも上記再現はできたのですが……模型店で機関車含めてフル編成を購入している客がおり、触発されて気付けば自分もフル編成を購入(ー ー;) またやっちまったぜ…
しかも「あけぼの」もやっちゃおうということで同時期に再販されたカニ24も増備。オハネを1両抜いて収納。
右側がセットに含まれるマイクロスカート付のカニ24で「ゆうづる」表示。左側はスカートなしのノーマルカニで「あけぼの」
赤と青の対照的なトレインマークですが、どちらも似合いますね。
そんなわけでカニ込みで13両も増えてしまいましたが、ぼちぼち整備していきます。
全車に自作室内灯を装備。材料費をメーカー純正品の半額以下に抑えていますが、それでもフル編成だと2000円近くします…。そろそろダイオードやLEDの追加手配が必要ですが、部品単価が上がって気軽に買えなくなってきてます。
カプラーはTN化しますが、以前試していたボディマウント+台車マウント のハイブリッドを再テスト。が、車体に掛かる応力の問題で、やはり勾配つきカーブ区間は脱線したりします。うーむ…カプラーはケチれないか。
さらに車端のトイレタンクも弾切れ。パテを使った複製を試みましたが、よくわからん黄色の塊ができただけ。しかも有機溶剤の匂いがキツい(-_-;)
形状が割と複雑だし、レジン複製の方が向いているのでしょうが、シリコンで型取ったりとかメンドクサイ…。これも買うしかないのか(パテとか買った金で、タンクパーツを何個か買えたことは気にしてはいけない)
てことで入線整備でさらにコスト発生。先日入線した583系はHG製品だったので照明ユニット以外の出費はなかったですが、通常製品だと色々入り用になりますね…。ますますやっちまった感が(;´д`)
そしてトドメに牽引機のED75も入線。ED75も何両目になるんだか…。
ナンバーは栄光あるお召し列車牽引の実績のある1027号機を選択。
コストのことは忘れ、国鉄時代の「ゆうづる」「あけぼの」に思いを馳せて遊びませう。
そもそも鉄道模型をやってる時点でもう散財確定なんだし。