今年のダイヤ改正で「やくも」用273系がデビューし、381系の置き換えが始まりました。
381系は復刻塗装の編成を最後まで残しつつ、ゆっくり置き換えしていくものだと思っていたら、4月早々に「スーパーやくも」編成が離脱、その他の復刻編成も6月までに離脱とのこと。最後にもう一度会っておきたくなったので、3月に1年ぶりの出雲遠征を企画しました。
前回同様に往路はサンライズ出雲狙い。何度もトライした結果、幸運にも「サンライズツイン」をゲット! 一人旅なのでかなり割高出費ですが、確保できたのだから贅沢は言うまい……いやむしろこっちの方が贅沢か。
しかし別の問題が…天気予報が雨模様。毎日天気予報を注視してましたが日に日に悪化。せっかく遠征しても雨模様では撮影も満足に出来ないしテンションも下がる。どうしたものか悩んでいるうちに出発2日前、こうなると切符キャンセル手数料が跳ね上がります。確か切符代の3割負担、キャンセルするだけで数千円の負担はあまりにもアホらしい。
もうここまで来たら行くしかないか、と腹を括り、当日は仕事を定時上がり、マッハで帰宅。前日に準備しておいた荷物を抱えてすぐに駅へ急行。
不安な気持ちを抱えつつ、何とか東京21:04着の新幹線に間に合いました。
東京駅で夜食と翌日の朝食を買い込んでホームへ。ちょうどサンライズが入線してきました。
この日のサンライズ瀬戸は琴平まで乗り入れ。
だんだんテンションが上がってきます。
乗車となってさらにテンションダダ上がり。不安な気分はどこへやら。我ながら単純な人間だな…
東京駅で「出雲」の表記。この非日常感が良い。
サンライズツイン。2人用だけあってスペースは十分。2人利用でも快適でしょう。
唯一の欠点は1階にしかない(2階はシングルデラックス)ことですが、まぁ已むなし。
狭そうに見えますが、身長175cmの当方でも足を伸ばして寝られます。アメニティはシングルと変わらず。
シャワー室。速攻でシャワー券が売り切れたので使えず…
出発までホームを彷徨きます。
幕式の方向幕はいいですね。
21:50。定刻どおり出発。
晩酌しながら夜の都心の車窓を眺める。見慣れた夜景が、乗る列車が違うだけで全く変わった印象になります(気分の問題かもしれない)
シューマイにプレモルでプチ贅沢。
非日常感を楽しみ過ぎたためか、現地の天気があんまり気にならなくなってきました。なんくるないさー的なノリ。酒のせいかもしれない。
横浜の次は熱海。運転士が交代します。
部屋着のまま出てきたら、交代した運転士さんに寒くないの?と笑われてしまった…
ホームの灯が落ちた沼津駅。富士川を越えて日付が変わった頃に就寝。車輪の音を聞きながら眠るのもまた格別です。
(続)