倉吉からさらに普通列車に乗り継ぎます。
なお今年3月のダイヤ改正で鳥取到着はもう少し遅くなり、後続のスーパーはくとに追い抜かれるダイヤに変わっています。
引き続き国鉄スタイルの車内を楽しみます。今回遠征では思った以上に国鉄型車両の乗車機会に恵まれました。移動だけでなく国鉄型堪能も兼ねることができる一石二鳥ですねー。
115系は一昨年の信越訪問時が最後と思ってましたが今回伯備線で何度も乗車できたし、国鉄型キハも東北では壊滅してますが山陰では主力でフツーに乗車できる。国鉄型LOVE勢には桃源郷ですなぁ。
新鋭特急的なイメージでしたが、1994年登場なのでもうじき30周年とけっこうなベテランなんですよね。そのため後継車両の話も進んでいるとか。「はくと」の活躍もあり運行主体の智頭急行の経営は順調とは聞いてましたがコロナだ何だで雲行きが…。いつまで運用が続くのか不透明ですが、381系並に使い倒すことはないでしょう…こちらも記録を考えねば。また遠征になるなぁ。
鳥取駅に到着。
キハ47、キハ126に加えて、智頭急行の車両も顔を出します。
2面4線の長大なホームに待避線も備える。かつては客車編成の「出雲」など長編成列車が停車していただけあり、堂々たる駅です。現在ではちょっと持て余し気味ですが、まぁどこの地方幹線も似たようなものですな。
ここからは「スーパーはくと」で一気に大阪まで。前面展望のある流線形先頭車を期待しましたが…残念ながら貫通形でした。京都方、鳥取方のどちらが貫通形になるのかは運用により変わるので、こればかりは運任せですね。
ともあれ初乗車。気動車にあるまじき?高速性能が自慢の車両、どれだけかっ飛ばすのか楽しみです。
鳥取14:54発(因美線・智頭急行 スーパーはくと10号)→新大阪17:23着
鳥取駅を出発するとしばらく因美線を走行。高速走行向きの線形ではないので、比較的ゆっくりとしたスピード。
智頭駅から因美線と別れ、いよいよ智頭急行線へ。高架線&トンネルを多用して山地を真っ直ぐに貫き、特急の130km運転を実現しています。北越急行線と似たような存在ですね。建設時に160km対応も検討されたようですが、費用対効果が小さいという結果になり採用はされなかったようです。
750PSのエンジンを唸らせて山中の高規格路線を爆走。
貫通形先頭車両も多少は前面展望を楽しめます。
車窓を楽しんでいたら上郡駅に到着、山陽本線と合流。車窓撮ってるヒマがなかった…
智頭駅からここまで40分程度。鳥取駅からも1時間強で山陽側(上郡)に出られるわけで、時短効果は絶大ですね。
山陽本線からも相変わらずエンジンを唸らせて高速走行。明石付近では明石海峡大橋が見えました。
大阪駅付近。
新大阪で新幹線に乗り継ぎますが…乗り換え時間は7分だけ。何とかなるだろと高を括ってましたが、実際は日曜夕方で駅は大混雑、危うく乗り遅れそうになりました…。やはり10分以上は確保すべきですね。
当然食料調達も出来ず、腹を空かせながら東京までの2時間半を辛抱。
新大阪17:30発(東海道新幹線のぞみ40号)→東京19:57着
東京駅でようやく夕飯にありつけました。ゼータクに駅弁奮発。
帰宅したのは深夜23時過ぎ。写真データ取り込みをする元気もなく即寝。ちょっと無理しすぎたかな…
ということで3泊4日の遠征終了。天気はやや微妙なでしたがほぼ予定通りの行程で進み、撮影もまずまずの成果。久しぶりの夜行列車も楽しめて充実した遠征でした。
駅メモのスタンプラリーはオマケみたいなものでしたが、寺社や観光スポットを巡る良いキッカケになりました。こういう旅もアリですな。
今回は車両メインの撮影だったので、次回は風景メインで攻めるのも面白そうです。