黒坂駅に戻ってきました。次の普電まで駅撮り。
<やくも7号 出雲市行>
背景が林なので落ち着いた編成写真が撮れます。なかなか良い地点です。
増結した最長の7両編成ですが余裕で収まります。
追いかける形で米子行き普電。伯備線の普通列車は短編成化された115系G編成が主力で、米子側は2両編成化のため魔改造により誕生したクモハ114-1000番台です。
西日本の初期の魔改造車113系3800番台は突っ込みどころ満載の車両でしたが、こちらは一応103系っぽい?前面になっているので、まぁそんなに違和感もない…か…?
<やくも14号 岡山行>
こちらは4連の短い編成。先頭のクモハ381のスカートがゴツい。
上り普電も「やくも」を追いかける形で到着。伯備線は単線区間の長い路線ながら列車本数がそこそこ多いため、所々で列車待ち合わせが発生します。
上り普電に乗車、新見方面へ移動します。
途中の上石見で下り列車の待ち合わせ。おそらく「やくも」なのでホームで待ち構えます。
<やくも9号> 出雲市行
引き続き、普電乗り鉄の旅。併走する高梁川と何度も交差、飽きない景観ですねー
新見駅の1駅前、布原駅。伯備線の線路上にありますが伯備線の列車は停車せず、備中神代〜新見間を直通する芸備線の列車のみ停車します。というのも付近には民家数軒のみでほぼ利用客がいないので、芸備線の本数だけでも十分なんだとか。実際ホームも1〜2両分しかありません。Wikipediaによると1日の利用客は0〜1人。地元民がたまに乗るかもねくらいのレベルで、いつ廃駅になってもおかしくないですね…。
元々は信号場で、蒸気機関車3重連の時代は多くの撮影者で賑わったとか。現在もサンライズ出雲などが対向列車待ちで運転停車しており、信号場としての役目も維持されています。
新見駅に到着。伯備線、芸備線、姫新線が接続する交通の要衝。普通列車もだいたいは新見を境に運転区間が分けられています。
ここからは213系、初乗車。115系よりは若い車両ですが登場は1987年なので国鉄車。岡山地区でJRになってから登場した車両はキハ120くらいですね…。
一方東北では、SLを除けば仙石線の205系が唯一の国鉄型。田舎のわりに、何やかんやで車両更新はされてるんですよね。趣味的にはつまらないけど。
車内はリニューアル済み。最新車両にも見劣りしないレベルで、この分だとまだまだ運用は続けられそうです。
登場時から転換式クロスシートであり居住性、乗り心地は良好。JR西日本車は最新型車両でも転換式クロスシートの採用が多く、居住性レベルが維持されてますね。一方で東日本は……あの固いシート、何とかならんものか。グリーン車に誘導すべくワザと居住性を落としているとしか思えない。
213系に乗って、引き続き岡山方面へ移動します。
(続)