2番線の列車に乗り換えます。こちらも元京王5000系。
川跡10:34発(一畑電車北松江線)→電鉄出雲市10:43着
10分もしないうちに電鉄出雲市に到着。じっくり乗車するなら北松江線の終点まで乗り通すのが良いでしょうね。景色も良いし。
5000系の車内。木目調の部材を多用したボックスシートに改造されています。
沿線には出雲大社だけでなくしんじ湖温泉など観光地もあるので、そうした観光客輸送にも適した車両ですね。
隣のホームには7000系が停車中。さきほど出雲大社駅で見たデハニ50形以来の新車とのこと。東急1000系が人気すぎて取り合いになり、数が揃わなかったため新造するしかなかったらしいです。
JR四国7000系の設計をベースにしつつ、JR西日本系列会社で艤装したことから見た目は225系に似てますね。0.5M動力や制御系など西日本の設計思想も盛り込んだ四国&西日本のハイブリッド設計。なかなか面白い車両です。
こちらはJRの出雲市駅。和風な正面入口ながら高架駅という面白い構造ですな。
さて帰りの切符を買うわけですが…切符売り場が大渋滞。最近の省人化取組のためか窓口が廃止され話せる券売機に代替されていましたが、明らかに効率が落ちており10数人以上の長い行列が。渋滞する列整理や券売機の操作サポートのため職員が対応する羽目に……省人化できてないじゃん(・_・;)
コロナ禍で鉄道各社の経営が苦しくなり合理化せざるを得ない…というのは理解できるのですがね。ローカル駅ならいざ知らず、出雲市駅のような主要駅でも窓口無人化はやり過ぎではないかと。有名観光地の玄関口なので、慣れていない観光客や外国人なんかもいますしね。当方も西日本の自動券売機は滅多に使わないので、操作はチャット戸惑いました。鉄ヲタですら戸惑うのだから一般観光客なら尚更でしょう。やっぱり主要駅には有人窓口は維持すべきでは。
20分以上待ってようやく切符を買えたわけですが、話せる券売機ではまだ同じ人が手続き中でした……見るからにやりづらそうでしたね。
乗車券を買うだけで20分以上要したので、乗り換え時間に余裕があったはずなのですが…慌ただしい出発となりました。
〈やくも16号 岡山行〉
ともあれ帰路に着きます。まずはこの3日間で乗り&撮りまくった「やくも」で米子まで。
宍道湖と併走。対岸には一畑電鉄の北松江線が併走しています。時間があれば乗り通したかったけど…次の機会に。
松江まで宍道湖の眺めが続きます。
米子着。手っ取り早く帰るなら、このまま「やくも」に乗車して岡山まで出て、新幹線を乗り継ぐルートになりますが、それでは面白味に欠ける。
なのでこのまま山陰本線を乗り継いでいくルートで移動します。どこかで遅れが出て乗り継ぎ失敗すると帰宅できないシビアなスケジュールですが…まぁその時はその時で。
米子12:30発(山陰本線)→倉吉13:39着
車両はキハ47。東北では乗車機会がほとんど無くなった国鉄気動車を存分に味わう。
やや雲に覆われていますが大山も拝めました。
大山口駅。ホームの向こうには日本海。海の見える駅っていいよね。
山陰本線は海側に駅舎がある駅が多いので、このように海側を見渡せるのは少数派です。
海沿いの集落を眺める。
こんなところに浦安駅が!他社とは言え同じJRで全く同じ駅名ってあるんですね。
名探偵コナンの看板。黒の組織が鳥取に関係しているとかで(最近読んでないのでうろ覚え)鳥取県のコナン推しがすごいですね。ついには鳥取空港にもコナンの名が冠されたとか。
…でもこのメガネの少年がいると大抵事件に巻き込まれるからなぁ……何だか不安だ。妖怪づくしの境港線の方がまだ平和な気がする…
倉吉駅にて乗り継ぎ。キハ47→キハ47の豪華?リレー。
(続)