昨年3月のダイヤ改正で引退となったキハ40形ですが、最後の活躍の場である五能線、男鹿線ではそれぞれラストランラッピング車両が運転されました。
今回はそのうち五能線の編成が入線しました。
キハ40-521、キハ48-544、キハ48-1550の3両セット。
まずは付属品関係を取り付け。相変わらず後付けパーツが多いです。無線アンテナは各車配置が異なります。
各車の塗装を見ていきます。
キハ48-544は正面貫通扉にありがとうマークが入ってます。
キハ40-521は車体側面にマーク入り。
実際のマーク。これをNゲージサイズで実現するのは大変です。今回の模型の方はかなり頑張っている方ではないでしょうかね。
模型の方のサボ。文字がちょっと潰れ気味ですが、まぁこれは仕方ないですね…
動力車は中間のキハ48-544。最新ロットなのでM-13モーター搭載。低速から安定した走行です。
キハ40五能線は2019年にも入線していますが、そちらはM-9モーター。特性が異なるため公式には併結は推奨されていません。
試しに同一線上に並べて走行させてみると、M-13の方がやや低速でした。とはいえ極端な違いはなくフライホイールもあるので、ロングランなどしなければ、併結しても大きな支障は無さそうです。
既存の車両も全部M-13に交換すれば済む話ですが、けっこう高いですからねーM-13…
2021年3月のダイヤ改正で東北からキハ40が引退(改造車除く)、今日でちょうど1年。早いものですな。
実車は小湊鐵道や北条鉄道に引き継がれました。いまは訪問するのは中々難しいですがいずれ再会したいものです。できれば東北の民鉄に引き継いで欲しかったけど。