津軽鉄道撮影の後は、八甲田&十和田方面を巡ってみます。
浪岡、黒石を経由して国道394号線に入り、八甲田山を登っていく。
八甲田の山々。彼方には岩木山が見えます。
もののけ姫の山犬の森のようだ。まさに秘境といった雰囲気。
そんな深い山奥に道を通して、立派な橋まで架ける…我が国の土木建築力は世界一ィィィィィ!
更に394号線を登る。300番台の国道なので正直路面状態とか不安でしたが、よく整備されていました。
登り切ったところで青森市からの国道103号線に合流。そこから少し十和田方面へ進むと、酸ヶ湯温泉に到着。
酸ヶ湯温泉。全国的にも有名ですね。本州屈指の豪雪地帯でもあります。冬も営業しているようですが、ここまで来るのはちょっと怖いですね…
浴場は、男女別の小規模な内湯と、混浴の大浴場があります。両方入りましたが、やはり大浴場は入っておくべきですね。広々とした湯船に浸かり、温泉が身体中に染み渡るのを実感できます…酸性の湯なので目も沁みますが。
料金はレンタルタオルと手拭い含みで1000円。ちなみに手拭いは持ち帰り可ですが…ほかの衣類と一緒に洗濯はしないことを推奨します。というのも温泉由来の硫黄の匂いが強烈で、洗濯しても全く匂いが取れず。下手すると匂いが移るかも。帰り道、車中で干していましたが車内が硫黄の匂いで満ちて咽せました…
酸ヶ湯温泉を堪能したのち、さらに十和田湖方面へ。途中蔦温泉に寄ります。
先日逝去されたアントニオ猪木氏も愛した温泉で、近くにはアントニオ猪木家の墓所もあります。ここも歴史ある温泉。入って行きたかったですが、30分前に温泉に入ったばかりだし今回は保留。代わりに遊歩道を散策。
10分ほどで蔦池に到着。
野鳥を期待してしばらくぼんやりしてましたが、遠くでカモがのんびり浮いてるくらいでした…
あんまりのんびりしていると暗くなる前に山道を抜けられなくなるので、散策をそこそこで切り上げ。十和田湖まで降りて行きます。
途中、奥入瀬渓谷を通る。数日前にブラタモリの十和田湖・奥入瀬回を再放送していたのもあり、ちょっと降りて散策。
静謐な空気、清流、滝…。じっくり物思いに耽りたくなりますが、暗くなる前に山を抜けないと…。温泉でのんびりしすぎたかもしれん。
十和田湖の写真を撮ろうと思ったけどなかなか良いポジションが見つからず。鹿角へ抜ける国道沿いの展望台より撮影。しかし巨大なカルデラ湖ですな。
そのまま山を抜け、日が暮れる前に鹿角花輪に到着。あとは東北道を南下するだけだし、せっかくなので大湯温泉へ。
久しぶりの泊まり遠征、いつもより鉄分少なめで観光的でしたが、たまにはこういうのも良いですな。
さて、硫黄の香り漂う酸ヶ湯温泉の手拭い、どうしようか。漂白するしかないか…?