野鳥観察で仙台市の蒲生干潟に行ってみました。
蒲生干潟は仙台湾に七北田川の河口にある小さな干潟です。小さいながらも年中通して野鳥や水棲生物を観測できる豊かな干潟だったようです。
震災により大打撃を受けましたが、被災から1ヶ月後にはカニなど水棲生物が戻り始め、それを目当てにした野鳥なども徐々に戻ってきたようです(蒲生干潟保存会のHPを参考)
ところが今度は防潮堤建設がネックに。後背地との分断の影響が懸念されます。自治体との交渉の末、防潮堤位置を後退させることで何とか干潟は維持されました。
震災前に比べると植生も生物数も少ないようですが、少しずつ再生してきているようです。
この日は数十羽のカモ達が昼寝をしていました。
干潟の入り口にある日和山。日本で最も低い山で、標高は約3m…。近所の方によると、かつては10mほどあったようですが津波で攫われてしまったとのこと。
低くなっても蒲生干潟のシンボルです。
さて野鳥を観察していきます。
コガモ♂
オナガガモご夫妻
オナガガモご夫妻
じっと獲物を待っている…のか?
キンクロハジロ団体様
カイツブリかな?うまく撮れず画像が不鮮明(-_-;)
ホオジロガモ
特に群れるわけでもなく、単独でのんびりしています。
こっちもホオジロガモかな?
葦原の方にも野鳥の気配があるのでカメラを向けてみる。
おそらくツリスガラ♀
葦原を飛び回りながら葦を齧ってます。
ツリスガラ♀
何勝手に撮ってんの?とでも言いたげな表情。
こちらもうまく撮れず画像が不鮮明…ちょっと見たことない野鳥で、手元のポケット図鑑では照合できず。何だろう…
>ほかの図鑑で確認、カワラヒワかも?
だいぶ離れた場所から、数羽で固まっているところを撮影。もう少し近づこうと身動きしたら速攻で飛び立ちました…割と臆病ですね。
コクガンも飛来してくるらしいですがこの日は確認できず。
初めて来ましたが、小さな干潟ながら色々観察できました。春夏はまた別の野鳥がやってくるようなので再来してみましょう。