平日休みを取れたので貨物列車撮影に出向きました。石巻貨物は最近DD200が増えてきてちょっと残念なので、初めてとなる仙台臨海鉄道に行ってみました。
仙台臨海鉄道は、東北本線の陸前山王駅から仙台港駅までの本線と、そこから各埠頭への路線で構成されます。震災により大打撃を受けましたが、他の貨物事業者の支援も得ながら港湾機能の再生とともに立ち直ってきました。
現在はコンテナ列車、タンカー列車が運行されています。かつては大規模イベント時に旅客輸送したこともあったらしく、現JR西日本のC56-160が入線したこともあったようです。まさか臨海鉄道にSL入線するとは…今やったら大騒ぎですな。
このあと別地点へ転戦するので、お昼時のタンカー列車を狙いました。
陸前山王への機関車単機回送でDE65-5が来ました。昨年3月に廃止された秋田臨海鉄道から譲渡された元DE10-1025ですね。
ケツ撃ち。真新しいナンバープレートが輝いてます。JRからは国鉄型DLは数を減らしつつあるので、最後に残るのは臨海鉄道になるかも。
陸前山王で返空タキ編成を連結して帰ってきました。国鉄型DL牽引のタンカー列車…良いですねぇ。
超高圧送電線の鉄塔群を背景にゆっくりと走ります。
編成は仙台港駅に一旦停車したのち、ENEOS製油所のある仙台北港駅に向かいます。停車中に先回りします。
工場群を背景にやってきました。
さっきよりも編成が短く、また牽引機もDE65-3に変わっています。別の編成かな?
仙台港駅の入れ替えの様子も観察してみるのも面白そうです。
駅の手前で一旦停車。絶好の撮影タイム。
誘導員の指示の元入線していきました。
貨物列車は工場の操業と密接に関わっているため、運行はどうしても平日中心になり、撮影には平日休みが要るのでなかなか撮りに行けませんが、その分機関車や編成が面白く楽しめますね。同じく平日メインの撮影になる松島基地の空自機撮影と組み合わせるのも良いかも。