意外にもKATOからリゾートしらかみが出てきました。しかも当初はマイクロエースが製品化予定していて、それが中止になった途端に製品化発表。一体何が…?!
まぁKATOなら品質的には安心なのでむしろありがたい展開です。
造形、塗装ともに問題なし。いい仕事しますなぁ。
ヘッドライトは明るく、内側の高輝度放電灯と外側のシールドビームの色味の違いを的確に再現しています。この明るさ、TOMIXさん見習ってくださいね?
動力車は先頭の1号車です。通常3両以上の編成だとだいたい中間車が動力車ですが、おそらくブナ編成にしたりリゾートあすなろに展開することを視野に入れていると思います。中間2両の形を変えればブナ編成、2両を抜けばリゾートあすなろ。今後のバリエーション展開が楽しみです。
2号車。
3号車。
4号車。
KATOは取り付け部品が少なめなので入線整備はほぼ不要です。個人的には取り付け部品は少ない方が良いと思ってます。拘るモデラーならどのみち放っといても改造するでしょうし。
ですが、1点だけ要加工なのが動力車兼先頭車両のライト。
KATOのライト付き動力車は、モーターによるLEDライトのチラつきを抑えるためコンデンサが付いてます。しかしこのコンデンサ、TOMIX常点灯システムと相性が悪く、走り始めないとライトが点いてくれません(動力なし先頭車両のライトは無問題)。
というわけで
早速バラす。
画像の中央、基盤上の緑色の小さい部品がコンデンサ。これを除去します。
ハンダ吸取線で丁寧に除去するのが望ましいですが、めんどくせーのでハンダ部分をニッパーでぶった切りむしり取ります。ただしやり過ぎるとプリントされているパターン線まで剥がれて悲しいことになるので注意。またむしり取ると後戻りも出来ませんし、メーカの保証範囲外になります。当然ですが、加工は自己責任。
除去完了。入線整備が楽なKATO車両で、手間のかかる数少ない要素がこれ。
KATOの機関車を購入したら、まず解体してコンデンサをむしり取るのが通例になってます。
これで先頭1号車も、停車中でも常点灯が発動するようになりました。
デメリットとしては、当たり前ですがLEDライトのチラつきが発生すること。対策はあるようですが、多少のチラつきなら別にいいやと思って放置してます。
というわけで入線整備完了です。
走行音は若干うるさいですね。モーターかギアの音がちょっと大きい。油を差せば静かになるかもしれませんが、しかしハイブリッドとはいえディーゼルカーなのに走行が静かというのも違和感があります。KATOもせっかくサウンドボックスがあるのだから、一緒にサウンドも展開して欲しかったですね。
一体いつになったらディーゼル音のサウンドカードを出してくれるのでしょうか。今度発売されるサウンドカードは281系とか313系らしいですが、微妙なラインナップというか…。SLとかドレミファインバータなどの特徴的な音に比べ地味な印象が。281系とか需要あるんですかねぇ…
いつか発売されるであろう、ディーゼルエンジンのサウンドカードを待ちつつ走らせることにします。