鉄分補給

毎日鉄分補給。Feの方ではなく。

2023年鉄道模型走り初め

あけましておめでとうございます。…もう新年明けて1週間も経つので今更感ありますが。

 

年始はいつも通りゴロゴロしながら、年末に調達した18切符の使い切りも兼ねてプチ鈍行旅。…いつも通りすぎてあんまり新年感?がないので、模型の方で新年祝賀を。

 

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走り初めはE655系。もちろん日章旗装備。


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特別車も連結。お召列車として運転されているところを撮ってみたいですが、たぶん警備が厳重で難しいでしょうね。

 

このE655系は、色差しや室内照明組み込みは未施工なので、この機会に進めます。今年も、新規の車両入線は控えめにして、既存の編成のグレードアップを主軸にしていこうと思います。その方が財布に優しく満足度を高められそうです。まぁ出費を減らした分は、撮影旅行費に消えそうですが…。

今年はまずSL銀河の運行終了を見届けたいし、豪雨災害から復興した只見線五能線も再訪したい。あとは終焉近い伯備線381系とか、九州のEF81-303とか。遠方ばかりで遠征費が嵩みそう…

 

まぁ色々と楽しみがあるのは良いこと。今年も安全第一で趣味活動に邁進しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

2022年振り返り

今年もあと30分ほど。ゴロゴロしながら今年撮った写真を振り返りました。

 

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今年の撮り初めは阿武隈急行。8100系の乗車&撮影どちらも楽しめました。先月また1編成が運用離脱したようで…あと何年見られるか。


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4月、福島での地震の影響で東北新幹線が不通になり、E653系による代替便が運転されました。


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「いなほ」に使用されている新潟車と、勝田の国鉄色編成が登板。


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ちょうど桜の時期に重なったので船岡の千本桜との共演が叶いました。


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春先からはちょくちょくカシオペアクルーズも撮影。EF81-139、牽引機はどれもキレイに整備されていて素晴らしい。


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GW初日はEF81-95号機。


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EF81-81号機撮影の時は土砂降りでした…


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鉄道の日もEF81-95号機。

 

今年は久しぶりに磐越西線に遠征。2泊3日でばんえつ物語を撮影。

 

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五十沢ストレートでは爆煙。


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天候にも恵まれ充実した遠征でした。しかしこうして見ると本当にC57は流麗な機関車ですねぇ。貴婦人と言われたのも頷けます。


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夏休みにも遠征したかったのですが…例の大雨で喜多方〜山都が不通になり、今年一杯運休に。観光路線でもあるし来年には何とか復旧してもらいたいですが。


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7月。津軽〜十和田方面に遠征。ED75+12系客車の急行「つがる」岩木山との共演を押さえました。


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岩木山がすごくキレイだったので弘南鉄道も。晴天の日の撮影は本当に楽しい。

 

さて、今年は釜石線に頻繁に通いました。SL銀河が来春で運行終了なので、最後の光景を収めるべく出向きました。

 

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春先は桜と絡める。


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夏。ひまわり畑は素晴らしかったですねー

 
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秋。紅葉との共演。

 

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今回は新しい撮影も試して、画像ストックも充実しました。


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SL銀河がなくなるのは残念ですが、まぁ写真は十分に撮れました。来春の最終シーズンはなんとか乗車も叶えたい。

 

この他、航空機、野鳥の撮影分も合わせると年間ショット数が2万を超えました。これまでで最も撮影した1年になりました。

まぁ手当たり次第に撮ってるようなものなので、使える写真は大したものではないですが……とはいえ撮影機会をたくさん作れたのは良いことです。

来年も撮影機会を作って、安全第一で。

 

 

 

 

 

 

冬の18切符旅 三陸方面 2022/12②

 

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宮古から三陸鉄道リアス線を南下し、盛に向かいます。


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先ほどまで乗車していた編成が折り返し「快速リアス」で盛岡に向けて出発。

 
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時刻はまだ9時半ですが、次の山田線の列車は15:54発…。その間、途中までの区間列車もない。う〜む、これだとやっぱりバスに乗るよなぁ…

 
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手前が三陸鉄道のダイヤ。こちらも本数は少ないですが、通学時間帯は複数便があるし、2時間に1本はあります。一方で奥の山田線のダイヤはスカスカ…


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三陸鉄道36-700型 1両編成。

 

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内部はクロスシート。この日は休日のためか、テーブルも展開されていました。

 
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区界峠から並走してきた閉伊川を渡る。


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内陸部はどんよりした天気でしたが、沿岸部はさっぱりとした冬晴れの空。


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沿岸の町々は少しずつ復興していますが…綺麗に整地されたのに空き地になっているところも目立ちます。元の住民も皆戻るわけではないし…復興というのは時間が経つほど難しい。


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陸中山田駅。元々は山田の町に至る路線なので山田線でしたが、震災で被害を受けたのを機に三陸鉄道へ移管。ということで「山田には到達しない」山田線になりました。

 

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空き地が目立つ。奥には防潮堤。


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岩手船越。フツーの無人駅ですが実は本州最東端の駅。

降車はしませんでしたが、駅の近くには昭和初めの三陸津波の石碑があるようです。石碑には「いざとなれば近くの高い場所へ逃げろ、この碑から下には家を建てるな」という内容の文面が刻まれているとか。


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浪板海岸付近。冬とは思えない晴天。


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井上ひさしの小説で有名な吉里吉里。キリキリという言葉の由来は、砂浜の鳴き砂の音や、アイヌ語で「白い砂浜」など諸説あるようです。


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駅は1面1線、駅前も思ったよりこじんまりしている。


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鵜住居で列車交換。


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鵜住居といえばラグビー場。この日は試合か何かのイベントなのか、けっこうな人出がありました。


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釜石方面からの列車。


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釜石着。釜石線の「快速はまゆり」に連絡。
このまま盛まで通しで乗車します。

(続)

冬の18切符旅 三陸方面 2022/12①

冬の18切符で鈍行旅に出かけました。当初は北上線奥羽本線陸羽東線のコースを計画しましたが大雪運休で断念。ならば雪の少ない東へ行こう、ということで三陸方面へ足を伸ばしました。

 

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早朝の盛岡から、まずは山田線で宮古まで。

…雪のない三陸海岸に出るためには、大雪のローカル線で北上山地を突っ切らねばなりません。ここで大雪運休にでもなればいきなり頓挫しますが…。この程度の雪なら平常運転。

 

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山田線でもっとも奥深い区界峠をゆっくり登っていく。制限45kmの標識。

突如、減速。カモシカが線路上にいました。警笛を鳴らして退場願う。低速だから衝撃せずに済みましたが、夜間は視認が遅れるためかぶつかることが多く、それが原因でしばしば遅延したりします。

 

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山奥すぎて携帯電波も入りません。…車両に衛星電話、積んでるのかな。


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文字通り、内陸側と沿岸側の境目に位置する区界駅。ここから先は閉伊川に沿って降る。


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太平洋側に向かっていくにつれ、積雪も少なくなっていく。


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失礼ながら沿線利用客はほとんどいないと思ってしましたが、陸中川井あたりからちょくちょく乗ってきました。


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腹帯。腹巻きみたいな名前ですな。ここまで来ると日陰を除けば雪はない。

 
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かつての岩泉線との分岐駅、茂市。


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2時間半かけて宮古着。全線に渡り線形が複雑なのと低速走行(40kmくらいか?)が多いこともありかなり時間がかかります。並行する国道106号線を通る長距離バスの方が本数が多く、加えて最近全通した宮古盛岡横断道路により時間短縮され、鉄道より所要時間が短くなってしまいました。加えてバスは岩手県庁とかバスターミナルなど主要地点も経由するので利便性も高い。うーむ、どう考えてもバスの方が便利。

山田線はそもそも盛岡〜宮古間の都市間連絡が主目的で、開通当時から沿線利用は期待されていなかった路線。その都市間連絡すらバス有利となると…悲しいかな、廃線最有力候補と言わざるを得ませんね。三陸鉄道に移管、という話も聞きますが託された方も困るでしょう。

山間路線だけあって景観が良いのが利点かな。紅葉の時期は絶景だし、冬のモノクロな風景もよいものです。五能線のような観光路線への転身ができれば良いけど。

SL銀河をこちらに回したら面白いのでは?どうせキハ110でもスピード出せないのだからSLと大差ないし。


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そんなことを考えながら宮古駅の駅そばで腹拵え。昔ながらの駅そばが残っていてくれて嬉しい。

お次は三陸鉄道リアス線。南下していきます。

 

(続)

模型整備 TOMIX 583系 きたぐに編成

たまには乗り鉄旅でもしようかと久しぶりに冬の18切符を手配しました。北上まで出て、北上線奥羽本線陸羽東線とぐるっと周遊、途中温泉に入るのも良いかも〜などとwktkしながら週末を迎える。

で、結局は大雪で北上線が運休…。事前の計画運休です。まぁ山奥で動けなくなったら困るのでやむを得ないですが、その天候だと道路の方もマトモに走行できないでしょうから地域交通は壊滅的ですね。

東北本線だけだと必然的に701系の旅になります…つまらない&しんどいので、日帰り周遊は中止。

自宅周辺も大雪で散歩どころでもないので、家に引きこもって模型整備を進めました。

 

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TOMIX 583系 きたぐに編成です。まだ線バネ式のTNカプラーを装備した初期のHG製品のものです。

夜行列車ということで室内灯を装備済み。今回は毎度の色差し整備を施工しました。


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クハネ581。乗務員扉横の機器室にルーバーがありますが、スミ入れして適度に汚すと雰囲気出ますね。テールライトも点灯しているように見える…


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反対側の先頭車両はクハネ583。ヘッドライトの上下に位置する貫通扉の金具?にもスミ入れして立体感を出す。


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屋根上機器もスミ入れ&軽くウェザリングして汚してみました。


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動力チェックで試運転したところ問題発生。編成中にはモーター車が3両ありますが、それぞれスピードに差がありうまく協調しない…。フライホイールがあれば多少の速度差は吸収できるのですが、初期HG製品のためフラホ無し。動力ユニットの型番は同じなのですがね…しかも1両はやたらと速い。

やむなくもっとも速い動力車を含むモハユニット×1を抜いて、とりあえず10両編成としました。最新の動力ユニットに置き換えたいですが、バラ売りしてないしな〜

 

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トワイライトエクスプレスとの並び…はあったのかな。


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EF81トワ釜牽引の日本海と。駅で並んだシーンはあったのか不明ですが、早朝の北陸地方ですれ違うダイヤだったはず。


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日本海トワイライトEXPも展開して久しぶりに夜行運転。10年ほど前までこんな光景が実際に見られていたのに…2000年以降鉄道はだいぶ様変わりしましたねー

 

 

実車の乗車経験は一度だけですが、印象深い出来事でした。

関西に18切符旅に出かけ、ムーンライトながらで帰るため大垣に向かいましたが、時刻表を読み間違え米原駅で足止めを食らうという凡ミスをやらかしました。時刻は23時過ぎ、米原止まりの列車は来るけど、米原発の列車はもう無い…。

仕方なく漫喫かファミレスあたりで始発まで待つかと外に出ると、目の前には真っ暗な駅前ロータリー…。今でこそ東横インや市役所がありますが、当時は駅前にはコンビニすらありませんでした。1駅前の彦根ならホテルもあるしなんとかなったのですが。

人気のない米原駅で途方に暮れながらふと電光掲示板に目を向けると…「急行きたぐに 新潟行」

 

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まさに救世主。18切符は使えませんがこれしかない、ということで迷わず乗車。せっかくなので富山まで行きました。座席車で丸くなって仮眠しましたが、貴重な583系夜行体験でした。

その後は氷見線とか乗って北陸堪能しながら信越周りで帰還しました。災い転じてなんとやら。


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撮影機会はごくわずかでした。夜行列車ですが日の長い時期なら終点の大阪、新潟あたりでも明るく撮れますし、もっと遠征しておけば…と毎度の後悔。


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引退直前は堂々の12両編成。よい時代でしたねー

 

 

撮影記録 SL銀河(復路)2022/11④

復路、後半戦。前週とは別の地点を周ります。

 

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鉄橋を渡るところを正面から。煙が出ないのは迫力でカバーしようとしたけど、何だかいまいち…

 

遠野以降は、撮影地点を2つに絞ります。


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柏木平の築堤。築堤の上での撮影は不可になったので、築堤の下で見上げるように撮るか、道路を挟んだ歩道から撮る、の二択になります。


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今回は見上げる写点で撮影。築堤の下草が短いため割とスッキリと撮れました。

 

〆は先週に続いて北上川橋梁へ。前回は通過ギリギリの到着だったので、今回は宮守以降をこの地点一本に絞り、余裕を持って到着できました。

 

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この日も曇り空から時折陽光が差し込む天気。シルエット的な撮影を試みる。煙が薄いのが残念でしたが、まぁこればかりは致し方ないですね。


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ともあれ今シーズンの撮影終了。それなりに撮れたので満足。あとは乗車して…と思ったらもう既にプラチナチケット化してました。

来春以降はどうなるんでしょうね。不定期にでも運行してもらえるとありがたいのですが、切符は取りにくいだろうし、沿線も撮影者で混み合うでしょうね…

しかし客車がないからSL運行できないというのは本当に勿体無いですねぇ。普通はSLの確保の方が大変なのですが。

 

撮影記録 SL銀河(復路)2022/11 ③

前日に続いてSL銀河撮影。復路も混み合いそうなので、ポイントを絞って行きます。

 

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まずは洞泉付近にて。先週とは少し写点を変えてみる。


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手持ち撮影で手前まで引き寄せてみました。


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迫力ありますねぇ。


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この地点はハズレ無しですね。煙も十分だし、画角も色々変化を出せます。

 

さて先週は陸中大橋まで追いかけ、Ωループ線を上る姿を撮影したので、今回は久しぶりに上有住に行ってみました。

撮影区間は前回より少し広がってましたが、やはり人気スポット、すでに数十人がスタンバイ。邪魔にならない安全地点に陣取りましたが、発車直前まで次々と撮影者が集結していました。


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元気よく煙を吐いて峠越えに挑みます。


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黄色い🍢標識さえなければ、もっと自由に撮れるのですがね…まぁ已むなし。


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来春はこれ以上に人が集まるでしょうから、ここでの撮影も難しくなりますね。この場所1点狙いで早朝から張り込みでもしない限りは…

 

(続)