今回の遠征で何度目かの根雨駅。今回は改札から出てみました。
駅舎内部。伯備線内は数少ないICカード対応ですが、有人の窓口もあります。昨今は合理化でもっと規模の大きな駅も窓口無人化されてますが、券売機だけでは柔軟な対応は難しく、慣れていない人が苦労している姿も見かけます。経営が厳しいのは分かりますが、合理化を進めるあまり使い勝手が悪化して利用者離れも進むことが懸念されます。
この日は地元の方が切符の取り方を窓口で相談しており、職員が丁寧に応対して解決していました。アナログ的で効率的ではないかも知れませんが、これが本来あるべき駅の役割ではないか…と思います。
根雨駅の正面には合同庁舎。日野町の中核ですね。
さて、根雨駅で降りたのは他でもない、スタンプラリー制覇です。残るポイントは、オシドリ観察小屋のみ。もう一つのポイント(駅裏にある道の駅)は、駅アクセス時にクリアしてました…
駅からオシドリ観察小屋までは所々に案内看板がたってます。さすがオシドリ飛来地の町ですな。
こんな看板まで…街を挙げてのPRっぷり。
こちらがオシドリ観察小屋。
おお、オシドリがわんさかいます。
日野川は繁殖地として有名のようで、日野町の鳥に選ばれてます。鳥取県の鳥でもあるので、まさにオシドリの町、といったところですね。
冬季はだいたい暖地で群れを成して越冬するようです。なので2月に岩手で見かけた1羽だけのオシドリはやはり迷鳥でしょう。
こちらが件のオシドリ♂。先日再訪したら、他のカモたちとのんびり日光浴をしてました。無事に越冬できたようです。
オシドリが屯する日野川には伯備線の鉄橋が掛かっているので、ここで「やくも」を待ちます。
<やくも17号 出雲市行>
鉄橋をパノラマ編成が通過。
けっこうな轟音ですが、オシドリ達は特に驚きもせずのんびりしてます。毎年来ている子もいるだろうし、慣れてるのでしょうね。
<やくも22号 岡山行>
オシドリ観察小屋にチェックして、無事スタンプラリー制覇!オシドリモチーフのラッピング獲得。やったねつむぎちゃん!
制覇したらグッズも貰えるはずなのですが、16時までだったらしく断念…
スタンプラリー制覇にて3日目の予定は完了。あとは鈍行乗り継ぎで、宿泊地の出雲市へ向かいます。
米子からはキハ47。東北ではキハ40系列は全滅しましたが、山陰ではリニューアルされて普通に主力を張ってますね…素晴らしい。
天井の扇風機。まだ現役なんだろうか。
このゴチャゴチャした天井もいかにも国鉄型、という感じですなぁ。
途中の宍道駅にて特急の通過待ち。
ちょうど木次線の列車も入線してきました。ここから乗り継いでいけば広島まで行けるんですね。沿線景観も素晴らしいし乗り潰したい…時間だけが問題か。
特急も止まる駅ですが、さすがに夜となるとひっそりとしてます。
出雲市駅に到着。
向かいのホームにはキハ120。16m級の小型気動車でレールバスのようです。山陰本線の出雲市より西側の区間はキハ120、東側がキハ47、キハ126と運用が分けられてるようですね。
ここまでの3日間でだいぶ疲れていますが、最終日もいろいろスケジュールを詰め込んでいるので、さっさと投宿します。
(続)