今年の冬は例年よりも多く鉄道旅に出掛けました。年末年始の18切符旅で気分が乗ってきて旅欲?が出てきたようです。
そんなわけで18切符期間が終わった1月末に鈍行メインでプチ遠征。田沢湖線で秋田に出てから、秋田内陸線を経由して津軽平野まで北上、弘南鉄道の2路線を乗り潰す行程です。
スタート地点の盛岡より、まずは田沢湖線各停の始発に乗車します。5:20発、眠い💤
秋田側に抜ける普電は1日たったの3本のみ、大半は県境手前までの区間運用です。これを逃すと次は14時台。選択肢が少なすぎる…
701系5000番台の4連。
が、後ろの2連は途中の赤渕駅までの回送を兼ねているので客扱いなし。貫通路も切り離しています。
千鳥状のボックスシート配置。
途中の赤渕駅で後ろの2両を切り離し。
まだ日の出前なので車窓はほとんど楽しめない…
最初の目的地、角館駅に到着。
秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えます。乗り換え時間は5分程度。大都市圏でもないのだし、もうちょっと余裕のあるダイヤ設定にできないものか…
登場時の塗装を維持したAN-8804形。吹き付ける雪によってヘッドライトも埋もれてます。
車内は典型的なセミクロスシート。シートはけっこうフカフカで乗り心地は良好です。
雪原の中をゆったり走る。少しずつ明るくなってきた。
八津駅で角館行き列車と交換。
並行する桧木内川に架かる鉄橋を通過。上路式トラス鉄橋ですね。
こちらは下路式トラス鉄橋。
ついでにトラス鉄橋について軽く調べてみましたが、思ったよりバリエーションが多い。トラス鉄橋だけで一晩語れますね。
この辺りはマタギの里…アイヌとマタギといえばゴールデンなカムイにも登場しますが、色々と関わりがあるのかも。
トラス鉄橋が多いですが形状は様々。
雪化粧した鉄橋を渡る姿を撮りたいですが、この積雪では河原に降りるのはムリでしょうね…
モノクロの景色も良いですね。水墨画の如き、無駄のないシンプルな美しさ。
この光景を見るだけでも、秋田内陸線に乗る価値がありますね。
路線のほぼ中間地点にある阿仁合駅に到着。しばし停車します。
(続)