北しなの線での115系撮影が期待できそうにないので、撮影を切り上げてえちごトキめき鉄道に転戦しました。
目標はリニューアルデビューしたばかりの413系。当初は全く意識してなかったのですが、朝にレンタカーで信号待ち中、ふと目線を逸らしたらたまたま急行色の車両が目に留まったのを思い出しました。
時間を調べてみると、午後の直江津〜糸魚川の急行運用に間に合いそう。というわけで車を直江津方面に走らせます。気がつけば上越地域を南北に行ったり来たりしてる…
やってきたのは直江津〜谷浜間のトンネル出口付近。逆光ですがここで待ちます。
普通電車のET122形が通過。第三セクター化の際に配備された気動車で、JR西日本キハ122形がベース。走行範囲は全て電化区間ですが、糸魚川〜えちご押上ひすい海岸間(今年3月のダイヤ改定で開業、それまでは糸魚川〜梶屋敷間)で交直流切り替えがあり、高価かつ最短でも2両編成の交直流電車はコストに見合わないため、気動車としての増備になったようです。
羽越本線の村上〜酒田間(村上駅の酒田寄り手前で交直切替)も気動車での運用ですが、おそらく同様の理由でしょう。JRになってから特急型以外で新製された交直流電車はE531系と521系だけじゃないですかね。
このシールドビームの輝きは!?
来ました413系。逆光でタイガーロープもありますが、無難に撮影。やはり国鉄型は良い…!
手前2両は717系等と同様、ドアが中央に寄った近郊型配置、奥の1両は昔からの急行型です。
文字通り急行として運用されていますが、朝は快速として妙高はねうまラインにも入線します。車両に余裕がないこともありますが、午前中だと妙高山バックに順光で撮影可能なように朝の運用にいれているとのこと。この辺はえちトキ鉄道の鳥塚社長の雑誌インタビューにもありました。
鳥塚社長と言えば、いすみ鉄道でキハ28、52導入をはじめ斬新な施策を打ち出し、観光客を増加させるなど素晴らしい実績があります。
おそらくその手腕を買われえちトキ鉄道に来たのでしょう、早速色々な施策を打ち出してきました。どれも鉄道ファンも一般客も楽しめる素晴らしい企画、これからも応援したいところです。
一方で経営の厳しい地方鉄道のあり方についても提言されてます。上下分離式とか。その辺も書くとキリがないので、興味のある方は検索されてみては。
閑話休題その2。今回文字数多いな…
さて、直江津で折り返してくるので迎え撃ちます。迎撃地点は有間川駅。
青海川ほどではありませんが、道路を挟んですぐそばが海です。
まだ第三セクター化される前、北陸本線時代にトワイライトExpや681系撮影で訪れてました。
待つこと30分ほどで…
413系通過。糸魚川寄り先頭車には455系急行の復刻トレインマークが掲げられてます。当時と車両が異なっても雰囲気出てますね!これは良い!
いつの間にやら115系撮影はどっかに行っちゃいましたが、まぁ良し。
こちらは糸魚川方面。ここは駅撮りに向いてますね。
味のある駅舎だなーとかのんびり楽しんでたら、上越妙高駅に戻る時間が迫ってきて慌てて撤収。この後の妙高高原行きに乗り遅れるとこの後の行程が大幅にズレるので急いで帰還。
上越妙高には5分前に到着。危なかった…
(続)