レイアウトに設置してあるポイントを整備しました。
電気回路+可動部 となれば電気的な摩耗は不可避。レールはTOMIXのを使っていますが、バリエーションが豊富な一方、物理的・電気的な耐久性はイマイチな印象があります。
お座敷レイアウトならともかく、作り込んだジオラマだとメンテも大変だろうに、ジオラマ所有者達は一体どうしているのか…
ともかくポイントレールをバラして電気接点を掃除しますが、当方は同時にある部品を入れ替えています。
事の発端はポイントのレールがクロスする部分が浮き上がる現象が頻発したこと。酷いものだと明らかに段差になり脱線頻発。接着剤で固定するとか色々手を打ちましたがどれもイマイチ。
で、色々調べてみた結果、ポイント内部のバネ(写真中央の二つのバネ)が原因と結論付けました。ポイントカバーのパターン回路とレールを電気的に繋ぐバネですね。
左側がそのバネ。かなり固く反発力が強い。あまりに強すぎてレールを押し上げていました。
もっとソフトなバネを…ということで候補に上がったのが、標準のアーノルトカプラーに付いているバネ(写真右側)。向きを真っ直ぐにするのが役目ですが、導電性も兼ね備えてます。
カプラー交換で大量に余剰発生しているので弾数の心配もなし。
交換によって導電性を確保しつつ、線路の浮き上がりを防止できている(と思われる)。少なくとも脱線という最悪の事態は防げているのでこれで良しとしています。
まぁいずれにせよTOMIXポイントは耐久性に難アリ。耐久性に勝るKATOポイントのバリエーションが増えればTOMIXの優位性が失われます。そうなる前に改良したほうがいいと思うのたが…
全然関係ないけど、仙台駅ホームで北斗星の標識がまだ残っているのを発見。
いつかまた素晴らしい列車が復活してくれる日が来るといいな…