鉄分補給

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シン・ゴジラ(2回目)観てきた

シン・ゴジラ観てきましたが、あまりの面白さと深さと伏線の多さで、1回観ただけではその魅力を堪能するのはまぁ無理だろうなと、観た直後に確信しました。

であれば何回も観ればよいのです。しかし最近は徐々に上映回数が減ってきてるので急がねばなりませぬ。

というわけで2回目、観てきました。

 

今回は4DX!初めてです。

シン・ゴジラは対ゴジラというテーマを軸にしたヒューマンドラマだと思ってるので正直4DXでなくても良いような…と思いましたが、まぁネタの一つとして面白そうかなと。

 

さらに今回はメガネ(近視用)導入!見える!私にも見えるぞ!(乱視も進んでいたらしい)

いざ、4DX鑑賞オオォォォォォォォォォォォォォォォォオエェェェェ(;´Д`||

 

……よ、予告編のスタートレックで酔った……。なんだか地震酔いに似た感覚が蘇り、足元が不安定なことに不安感を覚え、開始2分で帰りたくなりました…

ディズニーのアトラクションのようで最初は面白いのですが、この調子で2時間ゆられ続けたらマジで吐くかも(´Д` )

い、いかん。気を取り直さねば。

 

 

 

本編が始まってしまえばちょっと楽になりました。ゴジラが暴れるシーンでは座席が派手に揺れ、水飛沫がかかり、風が吹き付ける。ただし今作は会議など派手さのないシーンも多く、後半暫くはゴジラが大人しくしているのもあり、比較的落ち着いて観れました。まぁでもやっぱり、別に揺れなくても良いかな、この内容だと。

たまに無駄に風とか吹くし…

 

鑑賞2回目なので展開は粗方分かります。なので展開についていくことに意識を持っていかれることなく、じっくりと観れます。伏線や謎めいた要素が豊富にあるし、巨災対の面々の演技も味わい深い。2回目の余裕があればこその楽しみ方です。

 

せっかくの余裕を活かし、タバ作戦やヤシオリ作戦の細かいシーンを観察しました。各シーンとも細部までこだわって作りこまれているし、いろいろ小ネタも仕込まれています。特に面白かったのは無線通信の音声。無線の音声が重なりあい、ほとんどBGMのような状態になっていても、1つ1つの台詞がちゃんと本編を補完している。本当に細かく作り込まれています。まさに職人技。

味わうポイントが多すぎる。これは長く楽しめそうです。

 

 

で、最後のシーン。あれはどう解釈すればよいのでしょうね?身を乗り出して観察しましたが、ホントに謎めいたシーンです。
ゴジラ群体化説、牧教授説、ゴジラに取り込まれた?人説、はたまたゴジラのテーマでもある放射能を象徴したものか……いろんな考察があるようです。このシーンだけで論文1本書けそうなくらいなのも今作の凄い所だと思います。

 

 

というわけで2回観ても足りないので、3回目確定。次は4DXじゃなくて普通に観ます。もう酔いたくないし。

 

 

 

それはそうと、今回吹っ飛ばされた京急800形ですが、どうやら京急側から設計図などの提供があったそうです。リアリティが増すでしょ?という意向とのこと。さすが京急そこにシビれる、憧れるゥ!!

思うに京急ゴジラに吹っ飛ばされることを喜んでいる気がするのです。浦賀駅の発車メロディはゴジラですしね。フツー自社車両を破壊した奴のテーマ曲を発車メロディにはしないでしょう。やはりハマの赤い彗星は一味違うな…